6奇襲
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
なんとか追ってを振り切り旧校舎でリアス様達と合流した。
アーシアは怖くて目をギュッと瞑っていた。
「アーシア。もう、大丈夫だよ」
優しく諭すとアーシアはゆっくりと目を開ける。
そこにはリアス様はじめ眷属がそろっていた
「ヤマト……なぜお姫様抱っこしてんだよ!」
「イッセーそれはどうでもいい」
「ヤマトさん、その姿は・・・」
そう、ヤマトの背中には悪魔の翼があり深呼吸をしそれをしまいアーシアをゆっくりと降ろした。
「驚かせてしまってごめん」
「いいえ、大丈夫です。それに・・・カッコよかったです!!」
「・・・ありがとう」
「チクショウ……」
「変態です」
イッセーがくやしがってるそこに小猫ちゃんからの言葉がイッセーにつきささるがどうでもいい。
アーシアの頭を優しく撫でる。
嬉しいは嬉しいのか照れているのかアウアウと困っていた。
だが、表情が暗くなった・・・
「・・・ヤマトさんとイッセーさんは悪魔なんですよね。」
「ああ、俺と一誠はある事情で命を落とし、そっちの紅い髪のリアス様に悪魔として転生したんだ」
「そう、なんですか・・・」
「リアス・グレモリーよ。ごぎけんよう。アーシア」
「アーシアです。」
「君は一誠と俺が悪魔と知ったら、嫌いになるか?」
「そんな事はありません!!イッセーさんとヤマトさんは、良い悪魔だと思っています。だから・・・嫌いになんかなりません!!」
強くはっきりと言うなこの娘は、将来は絶対にいい嫁になるな。
本題に戻って、少しだけ気になる事がある。
「アーシアは何故、あの神父と一緒に行動をしていたんだ?」
「・・・それは、私の過去にあるんです」
――私は、生まれてすぐに両親から捨てらたんです。
――教会兼孤児院で育てられたんですが、八歳の頃に不思議な力、神器が宿ったんです。
――そこからカトリック教会の本部に連れて行かれ、「聖女」として担ぎ出されたんです。
――ですが、皆が裏で自分の力を異質なものを目で見ていたんです。
――そんなある日の事でした。怪我をしていた悪魔を助けたんですが、悪魔祓いを殺して逃げたのです。
――それが原因で私は「聖女」ではなく、「魔女」と恐れられ、カトリックから追放されたんです。
「それから私は"はぐれ悪魔祓い"の組織と堕天使に拾われたんです・・・」
「そんな事があったのか・・・」
いつの時代でも、どの世界でも、神に仕えしモノ達はロクな考えをしない。
アーシアを聖女として崇められたのに、魔女へと貶める。
神の使徒たちは身勝手なものだ。だから、神は嘆き見捨てられる。
一生そんな事は解らないだろう・・・。
「私は
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ