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剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
デート直前での場所変更
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「どうかしたの諸葉?」

「これからデートだと言うのにアイツからお呼ばれがかかったので、場所移動すんぞ。二人共」

そう言った後に黒塗りの送迎車が俺らの目の前で止まってから乗る俺と沙紀だったが、今一反応しない二人だったから置いて行くぞ?と言ったら慌てて乗る二人だった。静乃は慣れていると思うけど、サツキは初めての高級車に驚いていた。

「お腹減ったから何食べるのかと思ったらどこ行くのよ?」

「そうね、場所移動するならいいけど。これからどこへ向かうの?」

俺が蒼い翼日本本社だと言うと大層驚いていたサツキと静乃だったが、ここから本社までの移動は時間掛かるので空間切断で一気に行った。次の交差点を左折すると次に見たのは、大都会で亜鐘学園付近にはないビルが建っていた。そんで車は本社のロビー入り口で止まってから、俺達は降りる。サツキの服装は浮いていたが、俺の顔パスで通った後にエレベーターで二階に行く。

「ここは本社のレストランだ。俺はしばらく席を外すので、二人はレストランでお昼でも食べていろ。沙紀は二人を案内させた後、しばらく話相手を頼むぞ」

「承知しました。諸葉様」

そんで席に座られた後に、ここの料理長が挨拶をした後にランチを食べようとしていた。一方俺は再びエレベーターに乗り扉が閉じると、量子変換機でスーツ姿となり擬態を解いた状態となった。灰村諸葉から零達也として姿となった。一番上にある社長室に向かうと待ち構えていたかのように、秘書と青木副社長が待っていた。そんで席に座った後に改めてロビーで待機している駿河をここまで連れてこいと言ってから数分が経った頃に駿河安藤が来た。

「お忙しい所、申し訳なく思ってますが・・・・」

「構わん。お前が来たという事だから何かあるんだろ?」

「白騎士機関日本支部長で六頭領の一人ではありますが、アポ無しで来た事をこの場で謝罪を申し上げます。用件は一つで、今年度亜鐘学園に入学してきた灰村諸葉について」

「ああ・・・・。アイツがどうかしたかな?諸葉は前世二つ持ちと言う事も知っているんで、日本支部では二つの前世の記憶を持っている唯一のエンシェントドラゴン(または<<最も古き英霊>>)だったか。俺もCBの織斑総司令も諸葉も太古の英霊(エンシェント・ドラゴン)ではないとこの場で言っておく」

「三人も『太古の英霊(エンシェント・ドラゴン)』ではないとそう仰るのですか?するとまさか神皇帝と言うのでしょうか?」

やはりというか、流石の白騎士機関日本支部長で六頭領の一人でも俺と話す時は敬語で話している。普段は余り敬語で会話しないと聞いているからか、俺的には不自然に感じ取れる。詰襟制服を軍服みたいに着こなしている17歳の男性で、尋常ならざる貫禄、風格を持つと言われている者が俺に
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