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転生とらぶる
マブラヴ
0906話
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の内部に強力な攻撃を加えれば破裂して死ぬから、その辺は適時対応しろ」
『了解しました』

 量産型Wの1人が代表して答え、メインホール内にいたシャドウとメギロート、数千機程がそれぞれドリフト内に向かって散っていく。
 まぁ、メインホールに来なかった以上、殆ど敵はいないと思うんだがな。それでも念には念を入れるに越した事はない。
 あるいは第2、第3のアトリエがあるという可能性も否定しきれないし。

『で。アクセル。俺達はどうすればいいいんだ? やっぱり周囲の警戒か?』
「そうだな、そうしてくれると助かる。こっちでも一応何があるか分からないからな」
『了解だ。雇われた以上、それなりの仕事はきちんとしてみせるさ』

 オズマとそんな言葉のやり取りをし、他のメンバーも散らばっていった中で俺は反応炉の方へと向かう。

「レモン、どんな具合だ」
『……やっぱり駄目ね。稼働したまま取り外す事は出来ないみたい。フェイズ5のハイヴなら……と期待したんだけど』

 残念そうに首を振って告げてくるレモン。
 そうか、やっぱり稼働したままの反応炉を得るのは無理だったか。

「分かった、なら退いてくれ。鉄原ハイヴの時と同じように斬り離す」
『ええ、お願い』

 ヴァイスセイヴァーが移動するのを見ながら、アダマン・ハルパーを展開。斬艦刀の如く巨大な剣へと姿を変える。

「はああああぁぁぁぁっ!」

 気合い一閃。一般的なPTと比べるとかなり小型機であるニーズヘッグが振るう巨大な刃は、大きく、鋭く振るわれ……
 斬っ!
 そんな音と共に、反応炉をハイヴから無理矢理斬り離す。
 地面に倒れそうになる反応炉を、ヴァイサーガとヴァルシオン改、トリニティゲインが支える。

「お前達、ニーズヘッグの護衛をしろ」

 量産型Wに命じ、そのままニーズヘッグのコックピットから降りて、シャドウミラーの誇る3機の特機が支えている反応炉へと。
 数秒、あるいは1秒でも早く空間倉庫に収納するべく、そっと反応炉に手を触れ……

「いいぞ!」

 その言葉と共に3機の特機が反応炉から手を離す。

「格納」

 短い呟きと共に、気が付けば俺の視界から反応炉の姿は完全に消え去っていた。
 空間倉庫に収納されたのを確認し、そのままニーズヘッグへと向かう。
 当然ながらメインホールにBETAがやってきた気配はなく、特に妨害も無いままにコックピットへと戻る。
 するとその瞬間にレモンから通信が送られてきた。

『アクセル、どう? 何か反応炉に異変はあった?』
「いや、特に何も異変は無いな。ともあれ反応炉を取り除いた以上、このハイヴは死んだ。攻略完了したと考えてもいいだろう」
『そう、特に変化は無し……か。分かったわ。とにかくハイ
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