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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth21神よりの告知は絶え、そして天地の礎は起きた〜?.TEMEN.AN.KI〜
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無い方がいいだろうからな。どういうモノかは知らないが。
†††Sideオーディン⇒シグナム†††
オーディンと別れ、ヴィータ達と合流するために捜そうとした。が、そのような手間は要らなかった。ヴィータ達はウルリケと戦闘を繰り広げていた。正直、元気な姿で戦っているウルリケに戦慄した。ミナレットから放たれていた迎撃砲の直撃を受けて、何故ああも変わらずに戦えているのか。
アギトが『ウルリケとフィーアは、イリュリア国内でも有名な最強ペアなんだよ』と教えてくれた。最強、か。個人で最強と謳われている騎士団総長グレゴール。融合状態で最強のウルリケ。なるほど腕が鳴る。
『シグナム、マイスターに貰ったカートリッジ・・・使おう』
アギトが、先ほどオーディンから受け取ったカートリッジを使うように言う。
『ああ。対ウルリケ用として頂いたのだからな』
カートリッジを“レヴァンティン”に装填。ロードする事なくウルリケに向かう。ヴィータ達はやはり苦戦しているようだ。ウルリケは、修復された“グラーフアイゼン”を蹴りで捌き、ザフィーラの拳打を裏拳でいなし、赤い液体――血液を大鎌状にしたソレでシュリエルのブルーティガー・ドルヒを払い落とした。
「レヴァンティン!」
オーディンのカートリッジをロード。「ぅぐ・・・!?」凄まじい魔力量に、魔力核が暴れまわる。融合しているアギトにもオーディンの魔力が伝わったようで、『あぅぐ・・なに、これ・・・!?』そう呻く。我々が知っている魔力とは質が異なる。これほど強大な魔力を扱った事など、これまでに一度とない。だが「この昂揚感、僅かな苦痛もあるが・・・それ以上に心地良い」なかなかに良い感じだ。
「アギト、時間を掛けられん、早々に決めるぞ!」
『う、うんっ。猛れ、炎熱』
――烈火刃――
炎熱強化を刀身に施し、「紫電・・・!」“レヴァンティン”の刀身に火炎を纏わせる。ヴィータ達が私に気づき、私の纏う魔力の絶大さに目を見開き驚愕、しかしすぐにウルリケより離脱する。
「一閃!」
これまで共に歩んできた決め手・紫電一閃を、ウルリケに向け振り下ろす。横っ飛びで避けたウルリケは一回転して大鎌を振るい、私は“レヴァンティン”を切り返して迎撃、一瞬にして蒸発させた。
「く・・っ!? あなたは盟友ゲルトを討った騎士、名は確か・・・シグナム!」
「私が討った騎士の中に、ファルコとフュンフをを追加しておいてもらおう。ヴィータ!」
オーディンのカートリッジを放り投げ、ヴィータは慌てる事なく受け取る。
「この場にあなたが居るのでしょうから、盟友ファルコが戦死したのも事実なんでしょうね!」
再度作り出した血液の・・・鞭を振るうウルリケ。シャマルからの「触れちゃダメよ、シグナム!」
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