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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth21神よりの告知は絶え、そして天地の礎は起きた〜?.TEMEN.AN.KI〜
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ムの言うとおり見えない。迎撃砲をまともに受けたようにも見えたが。海に落ちたか? いや、違う。居る。判ってしまう。砂粒程度の微弱だが、この時代に居ないはずの魔術師特有の神秘を。
『(どこだ・・・? 海上には居ない。まさか・・!)シグナム! ヴィータ達と合流するんだ!』
『・・・っ! 判りました!』
シグナムはすぐに察してくれたようで、進路をヴィータ達の居るシュトゥラ国内へと変更。だがその前に『っと、そうだ、コレを持って行ってくれ!』シグナムの元へと急いで飛び、彼女の手に私特製のカートリッジを2発握らせる。
魔術師の魔力が込められたカートリッジだ。魔術師の血族の末裔であるウルリケに絶大な効果を与えるだろう。私とシグナムの間を通過する迎撃砲。それがこの場での別れのきっかけとなった。頷いたシグナムは飛び去って行き、そして私は・・・・
「アイリ、もう少しだ、頑張ろうな」
『どんとこい、ですよ!』
ミナレットの障壁が再生される前に迎撃砲台を潰さないとな。
――
殲滅せよ
(
コード
)
、
汝の軍勢
(
カマエル
)
――
頭上に1200の魔力槍を展開。属性は破壊特化の炎熱・雷撃・閃光のみ。「
殲滅粛清
(
ジャッジメント
)
!」と指を鳴らし、射出命令を下す。一斉に迎撃砲台へ向け突き進むカマエル。次々と砲台に着弾し爆発、破壊していく。どれだけ強力な兵器だろうと、やはり魔術師の敵じゃないな。今のカマエルで3分の2の迎撃砲台を破壊して、まだ無事な砲台から私を撃とうと光線が放たれ続ける。
――
第二波装填
(
セカンドバレル・セット
)
――
先程と同じ1200の槍群を生成、展開。迫る迎撃砲を避けつつ「
殲滅粛清
(
ジャッジメント
)
!」と射出号令を下す。半数は砲台破壊へ。また半数はミナレット本体へ。しかし障壁がなくとも自前の装甲の厚さの前には無力だった。
回転床が音を立てて回り、ミナレットの砲口が三連国バルトの一国、ウラル方面に向けられた。そしてまた強大な魔力が発せられた。カリブルヌス発射の兆候だ。発射を防がないといけない。とはいえエーギル発動を控えている今、そう強力な魔道は使えない。
「ならば・・・!」
――
屈服させよ
(
コード
)
、
汝の恐怖
(
イロウエル
)
――
私の魔力光サファイアブルーに光り輝く直径30m程の円環が私の両側に発生。そこより出でるは、白銀のブロックが組み合わさって構成された2本の巨腕イロウエル。右のイロウエルで砲口を防ぎ、左のイロウエルで砲身を鷲掴み、無理やり砲身を陸地のない場所へ向けようとするが・・・「動かないか・・・!」ビクともしない。
そして放たれるカリブルヌス。右のイロウエルは砕かれ、間髪入れずに左のイロウエルを射線上に移動。カリブルヌスを受け止め・・・・きれなかった。両方とも破壊された。が、威力は
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