5イカレ神父
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いと生きていけないハンパものですよ?」
その言葉にアーシアは暗い顔になる
堕天使の加護・・・、神に見放された異端の集まり・・・
そうか、主を裏切った悪魔バイザーは≪はぐれ悪魔≫。
だとすれば、このフリードは・・・
「あんた、≪はぐれ悪魔祓い(エクソシスト)≫か?なら、先程の言葉が納得できるな。」
「ああんっ?それがどうかしたのか〜?」
「・・・命乞いをする悪魔や契約した人間の命を助けると言う事はしないのか?」
「なぁーに、ブワァカな事を言ってんだ!?悪魔を助ける!?ハ、無理だね!!
悪魔と悪魔の契約した人間は見かけ次第、デストォロイするんだよ!!」
フリードは銃口を弱っているイッセーへと向けたが、アーシアがその前に立ち塞がる。
「・・・何の真似ですかぁ?」
「お願いです、フリード神父・・・この三人を見逃して下さい」
「ヤマトさんの言葉を聞いて、思うんです・・・。
悪魔に魅入られたからって人間を裁いたり悪魔のを殺すなんて・・・そんなの・・・」
顔を上げて、泣くのを堪えてキッとフリードを睨んで、叫ぶ
「そんなの、間違っています!!」
「はぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああっ!?
バカこいてんじゃねぇよ、クソアマが!悪魔はクソだって、教会で習っただろうがぁ!
おまえ、マジで頭にウジでも湧いてんじゃねぇのか!?」
「悪魔にだって良い人はいます!!」
「いねぇよ、バァァァァァカ!」
フリードはアーシアの胸ぐらを掴み、脅しにかかるがアーシアは只管、真直ぐに訴える
「私もこの前までそう思っていました・・・。
でも、イッセーさんとヤマトさんは良い人です、悪魔だってわかってもそれは変わりません!
人を殺すなんて許されません!こんなの、こんなの主が許すわけがありません!」
自分が殺されるかもしれないのに、ここまで強く言うとは・・・聖女の鏡だ。
―――バシンッ!!
「キャッ!」
「アーシア!!」
「堕天使の姉さんからはキミを殺さないように念を押されているけどねぇ。
ちょっとムカつきマックスざんすよ。
殺さなきゃいいみたいなんで、ちょっとレ〇プまがいなことまでしていいですかねぇ?
それぐらいしないと俺の傷心は癒えそうにないんでやんすよ」
その時、部屋の空気が重くなった。
押し潰されそうな威圧感、凍りつくよな殺気。
その発生源は――――ヤマトだった。
「貴様の様な、外道は生かしておけん。俺が葬ってやる」
「おおおうっ!?ビンビンに、殺気を出しているねぇ!?面白くなってきたかもっ!!」
光の剣を構えるフリード、ヤマトの目の瞳が赤く見える。
その時、床が青白く光りだした。光が
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