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ハイスクールD×D大和の不死鳥
5イカレ神父
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が割れ庭へと吹き飛ばす。

「小猫ちゃんは一誠を連れて急いで逃げろ。俺が食い止める」

「……はい」

「だ、だけど・・・お前を置いてなんて、痛っ!?」

一誠が突然、バランスを崩して倒れた、見ると、左足から血が流れていた。
傷口から見ると銃弾か?だが、音だってしなかった・・・。
庭にとばされたフリードが何事も無かったように、割れた窓ガラスからリビングへと入る

「どうよ!光の弾丸を放つエクソシスト特製の祓魔弾は!銃声音なんざ発しません、光の弾ですからね。」

見ると奴は光の粒子でできた剣と銃を持っていた。
なるほど、対悪魔用の武器という訳か。

「それにしても、よくもやりやがったなクソ悪魔・・・。
 そっちの二人は後でじっくりと嬲り殺して、テメェから細切れにしてやんよぉ!!」

「その前に・・・お前を粉砕すれば問題ないけどな」

あの神父の事だから弱っている一誠を狙う可能性だってある。
守りながら戦うとなると、こっちが不利となる。

「やめてください!」

突然、部屋に響いた女性の声。その場に4人は声のした方へ視線を向けた。

「・・・アーシア?」

そこには、ついこの間知り合ったばかりの優しきシスターのアーシア・アルジェントだった。

「おんや、助手のアーシアちゃんではあーりませんか。どうしたの?結界は張り終わったのかなかな?」

「あ、はい・・・え・・・?い、いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」

壁に打ち付けられた死体を見てアーシアが悲鳴を上げる。
だが、フリードはケタケタと笑っている。

「かわいい悲鳴をありがとうございます!
 そっか、アーシアちゃんはこの手の死体は初めてですねぇ。
 ならなら、よーく、とくとご覧なさいな。
 悪魔くんに魅入られたダメ人間さんはそうやって死んでもらうのですよぉ。」

「そ、そんな・・・えっ?フリード神父、その二人は・・・」

「人?違う違う。この二人はクソ悪魔くんだよ。ハハハ、何を勘違いしているのかなー?」

「えっ?イッセーさんとヤマトさんが・・・悪魔・・・」

「あの野郎・・・」

衝撃の告白を受けて、戸惑うアーシア。
一誠は知られたくない事を知られてイッセーは苦い表情になる。

「なになに?キミら知り合い?わーお。これは驚き大革命。
悪魔とシスターの許されざる恋とかそういうの?マジ?マジ?」

「この子が道で迷っていた所を教会へ案内しただけだ、友人という関係だ」

「なーるほどねぇ。まぁ、そんな事はどうだっていいんだけどねぇ!!
 悪魔と人間は相容れません!特に教会関係者と悪魔ってのは天敵さ!
 それに俺らは神にすら見放された異端の集まりですぜ?
 俺もアーシアたんも堕天使さまからのご加護がな
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