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ファンタシースターオンライン2 the bluestory
第五話 安らぎ
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ア「そうよ、でもお祖父様からが多かったかな…お祖父様は歴代のナハト家の中で最強の当主だったから」
そう話している間にもジルベールは飛んでくる矢を叩き落としている
アリア「……私と…全然違う…」
アリアは自分の右手を見て
アリア「私のこの力…努力をして手に入れてない…研究室で無理矢理手に入れたもの…ジルと全然違う…ジルは努力をして汗水流して手に入れたもの…私がジルに敵わないはずだもん…」
カルアはアリアの肩に手を掛けた
カルア「なら、あなたも闇夜(ナハト)流の修行してみる?」
アリア「闇夜流…ジルの技ですか?」
カルア「そうよ、私達は全員闇夜の技を習得してるの」
闇夜(ナハト)流は元々一子相伝の流派であり、主に親から子へと受け継いでいたのだった
しかし、ジルベールの祖父が受け継ぐ者だけに闇夜流の全てを教え、その他の子供には戦える最低限の技を教えるようにしたのだった
闇夜流は主に高速移動技の刹那を主体とした亜音速を超える超高速戦闘である
その技は目視不可能で常人では見切る事が出来ないのである
アリア「私に…出来るかな……ううん…自分を変えたい………カルアさん私、やってみます!」
この日からアリアはジルベールと共にこの道場で修行することになった
そしてその夜、修行を終えたジルベールは風呂に入り、寝巻きに着替えて自室へと向かった
部屋に入るとピンクのパジャマを着ていたアリアがいた
ジルベール「アリア!?なんでここに?」
アリア「あの…ジル……」
アリアは頬を赤めながらモジモジして
アリア「一緒に……寝ていい?」
ジルベール「……………は?」
ジルベールは思考回路が一時的にフリーズした
アリア「だめ?……」
ジルベール「あ、いや…アリア、あのさよーく考えろ、年頃の男女が同じベッドで一緒に寝るって…」
アリア「……(子猫のような目で)」
ジルベール「………わかった…良いよ…」
ジルベールは電気を消してベッドに横になった
アリア「じゃあ、お邪魔します……よいしょ…っと」
シングルベッドの為、二人の距離がかなり近いのである
アリアはとある事に気付いた
アリア「月の光…明るいね…」
ジルベールの部屋は大きな窓があり、夜になればアークスシップの大気ドームにホログラムされた月の光が指すのである
ジルベール「俺はこの月が好きだな…見ていてとても落ち着くし…ゆっくりと眠れる」
アリア「私も…なんか良い…優しくて…包んでくれる雰囲気だよね」
アリアはジルベールをぎゅっと
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