暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
四話〜剣の丘
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
見るようになったもの。彼らに関係するものなのか………?



「……アホらし。やめよやめよ」



考えたってわかるはずがないのだ。だったらあまり気にしない方がいい。



そう、割り切った。








……………………………………………………








「ねぇはやてちゃん。少し疲れてるように見えるけど、大丈夫?」




なのはちゃんとフェイトちゃんと久しぶりの一緒の昼食中に、なのはちゃんからそんなことを言われた。



「はやて、ちゃんと寝てる?学生時代はよくゲームとかで徹夜してたから心配だよ………」



方向性が少しずれてるがフェイトちゃんも心配してくれている。


………ゲームで徹夜は確かにしてたので言い返せない。



「いやな、これは変な夢のせいで疲れてるというか………」



「「へ、変な夢?」」



そう言って二人は自分の胸部、もといおっぱいを抱く。


いくら中学の時に寝惚けてみんなの前で揉んだからって警戒しすぎ………



そしてその豊満なおっぱいが腕の中で形を歪めている様は………何とも眼福である。



と、話がずれてしまった。



「二人が想像したようなR-18的内容やないで!」



「そ、そそ、そんな想像してないよ!」


「……に、にゃははは………」




とても分かりやすい二人である。




「そんなHなことやなくて………悲しい夢や」


「………もしかして……」



「リインフォースの夢やない。気ぃ使わんでええ」



「どんな夢なの……?」



「丘の夢、その丘にいる一人の男の夢や」



「丘にいる男の人の夢………悲しい夢なの?」



「夢ん中でな、悲しい詩が聞こえるんよ。体は剣で出来ている………だったかな?誰にも理解されず、常に一人でいる、そんな感じの詩や」



「常に一人………か。それはとっても悲しい夢だね」



「でもなんでそんな夢を見るんだろうね?」


「私もわからんのよ……」



そのあとはフォワードたちの話などをし、なのはちゃん達と別れた。






side 士郎




「そうか、マスターはアレ(・・)を見ているのか………」



偶然聞こえた会話は私の世界(無限の剣製)についての事だった。



「悲しい詩、か。的を射た言葉だな」


そう言って笑う彼の顔は、とても自嘲的なものだった。


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ