暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico10-Bシュテルンベルクの騎士〜Perceval & Tristan〜
[11/14]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
すっ」
そしてはやてとリインはユニゾンを果たし、わたしの身体を預かったシャルロッテ様も騎士甲冑に変身して、さらに「この背格好の方が動きやすいんだよね」大人の姿へと変身した。すると「驚いた。大人の姿になると急に美しくなるんだな、イリス」パーシヴァル君がわたしの姿を褒めた。ちょっと嬉しいかも。
「でも、うちのトリシュだって成長すれば君に負けないほどに美しくなる! ルシル、婚約をするなら今だぞ!」
シスコン発言と一緒に騎士甲冑に変身したパーシヴァル君。右手に携えるのは銀の懐中時計から変形した2m級の長槍、銘を“ロンゴミアント”。ルシルの“エヴェストルム”とは違って、一目で槍だって判る形状。
「恥ずかしいことを言わないでください、兄様」
頬を赤らめてトリシュは再度、金色の懐中時計を大弓、“イゾルデ”に変形させた。そして2人とも、騎士甲冑へと変身。お互いの順部が整ったところで、「あー、じゃあ、テキトーに始め〜」ルシルの力ない合図で戦闘開始。シャルロッテ様とパーシヴァル君が同時に一足飛びで最接近。
「私の恋路のため、勝たせてもらうから!」
――
炎牙崩爆刃
(
フェアブレンネン
)
――
シャルロッテ様が炎を纏う“キルシュブリューテ”を横一線に払うと同時に放たれた火炎斬撃。パーシヴァル君は「俺も、妹の恋路のために負けるわけにはいかないんだよ!」そう言ってそのまま突っ込んで、爆発に呑み込まれた。
――コード・フロガゼルエル――
爆炎の壁の奥から突進して来たパーシヴァル君の“ロンゴミアント”の穂には燃え盛る炎が。そして、そこから剣と槍の超高速剣戟が始まった。多方向からの斬撃を繰り出すシャルロッテ様と、愚直に刺突のみを繰り出し続けるパーシヴァル君。奥に引っ込んでるわたしにまで伝わってくるパーシヴァル君のプレッシャーに、わたしは恐れを抱いちゃってる。
「ちょっと待ってくれ。イリスってこれほどデキる子だったっけか!?」
「いつかはデキると思うけどね!」
シャルロッテ様の、いつか、の期待に恥じないようにもっと自分を鍛えないと。そう思っていると、『強いね、このパーシヴァルって子。こりゃ本気出さないと、逆に失礼だよね・・・!』シャルロッテ様から僅かな焦りを感じた。
――
風牙烈風刃
(
ヴィントシュトゥース
)
――
「むぉ・・・!?」
シャルロッテ様が一足飛びで6mほど後退した直後、爆風の壁を放った。そしてソレは、追いすがろうと突進して来たパーシヴァル君を直撃。後方へと大きく吹き飛ばした。シャルロッテ様は容赦なく・・・
「そーら!」
――
光牙烈閃刃
(
リッター・ネーメズィス
)
――
剣状砲撃を発射。着地したばかりのパーシヴァル君に着弾、爆発を起こさせた。と、「兄様!?」トリシュの悲鳴が。ト
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ