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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第十四話 斎藤中尉!!サッカーも書いてみた!!その一
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               戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
               第十四話  斎藤中尉!!サッカーも書いてみた!!
 尚智は二人の部屋の中でとあるサッカー漫画を読みつつだ、尚武に言った。
「なあ、この漫画な」
「俺達の何とやらか」
「すげえ格好いい絵だよな」
「その人その漫画から出たよな」
「ああ、それでライダーも描いてるんだよ」
「あのライダー格好良過ぎるよな」
「特に二号とかな」
 尚智はまずこのライダーを挙げた。手袋とブーツが赤であることが最大のトレードマークだ。これで一号と見分けるのだ。
「ブイスリー、ストロンガーな」
「あの人ストロンガー好きだよな」
「相当にな」
 それがよくわかるというのだ、漫画を読んでいて。
「変身ポーズだって格好よくて」
「キャラ立ててな」
「三巻最高だったな」
「何から何までな」
 とにかく抜群に格好よかった、必見である。
「その格好よさがな」
「この漫画にも出てるぜ」
 実によく、とだ。こうも言う尚智だった。
「その原点だな」
「それがあるな」
 尚武も頷く、そしてだった。
 尚武はここでだ、尚智にこうしたことも言った。
「なあ、それでな」
「それで?どうしたんだよ」
「ああ、サッカー選手とタレントさんの結婚も多いな」
「最近な、野球選手と並んで」
「世の中どういう訳か野球選手とキャスターが付き合うと怒る奴いるな」
「いるよな、漫画家でな」
 やけにテレビ業界と関係の深い漫画家である、その人脈はどうしてそうなっているのかはよくわからない。
「あれ何でだろうな」
「やっかみじゃねえのか?キャスター好きがな」
「野球選手なんぞと付き合うな、か」
「しょうもねえやっかみだな」
「若しそうだとな」
 確かに下らない嫉妬だ、本当に嫉妬ならば。そして尚智は漫画を閉じてからそのうえで弟に対して言った。
「俺野球選手が誰と付き合ってもいいぜ」
「キャスターの人もな」
 尚武も言う。
「正直誰と誰が付き合ってもな」
「別にどうでもいいよな」
「まあ俺達自身がハーレム持てたらな」
「それでいいぜ」
 二人はこれに尽きた。
「美女、美少女に囲まれたハーレム」
「そこで酒池肉林」
「巨乳貧乳よりどりみどり」
「そしてコスプレ三昧」
「いや、ハーレム最高だぜ」
「最高の浪漫だぜ」
 二人は涎を垂らしさえしていた、それぞれの口から。
「今日はブルマパーティー、明日はメイド」
「バニーガールにチャイナってな」
「そして美女を何人もベッドに招いて」
「とっかえひっかえ」
「もう腰が動かなくなるまでな」
 美女、美少女達と遊ぶというのだ。
「まさに最高!」
「漢はその為に生きている!」
「いざ
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