Month1『狂竜戦線』
Day1前編 龍狩り師、出撃。
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~ユクモ村温泉~
「ぷはー、風呂上がりはボコボコーラだな!」
「今日のオススメだろ常識的に考えて。」
「ハコビーr」
「狩り前に酒飲むなって何回言ったらわかるんだ!」
「うぅごめん、でもハコビールはおいしいよ!」
「さっこのバカはほっといて一仕事行きますか。」
『The・World!』
さてさてみなさん初めまして天の声さんだ。天さんとでも呼んでくれ。
ボコボコーラ好きの彼の名はゼン。主力武器はハンマーとガンランスだ。
今日のオススメ派の彼女の名はユキ。主力武器は双剣とヘビィボウガンだ。
ハコビール派の少女の名はアンズ。主力武器はライトボウガンと弓だ。
ってことで大まかな紹介は終わりだ。
『そして時は動き出す。』
「何行くー?」
「あ、ハンターさん達!」
「どうしたんですか?」
「あのーちょっと頼みたいことがあって…」
「ごにょごにょかくかくしかじか」
「なるほど。了解しました!」
「誰にも言わないでねー!」
「なんだったのユキ?」
「イビル狩りに行くよ!」
「気になるけどまぁいっか!」
~孤島~
「イービルさーん出っておいでー出ーないと尻尾にサンダークロススプリットアタック!」
「なんて物騒な歌なんだ。」
「おでましのようだよ。」
「気づかれてないみたいだな。よしっここはケムリ玉からの先制だな。」
「うおりゃー。」
「ちょっアンズなんでいきなりペイントしてるんだよ!」
「グォォォォォォ????」
「うおっカボチャだから耳栓つけてなかった!」
「バリバリ撃つよ!」
「あいあいさー!」
「お前ら耳栓付きかよ…」
何食わぬ顔で電撃弾を撃つ二人を尻目に俺氏咆哮スタン。無念。
「まぁハンマー使いを舐めてもらっちゃぁ困るからこれくらいはするけどなッ!」
そう叫びながら距離を詰め、踏み出そうとしている足に危険を承知で重い一撃を当てた。
「グハッ」
「グオオオオオオオォォ!」
ほぼ同時だった。
当てた瞬間に踏み出した衝撃で吹き飛ばされ、イビルジョーは予想外の攻撃にバランスを崩した。
「ゼン、大丈夫か?」
「あぁちょっと掠っただけだ。」
「ならいい。畳み掛けるぞ!」
『了解!』
「なっかなか硬ぇな。」
「あぁ、頭叩いちゃダメ!」
「え?あ、ごめん。」
地に倒れたイビルジョーはなす術も無く。一行に叩かれていた。
ただひたすら抗うように体をジタバタさせていた。
「やべっ起き上がるぞ!一旦引け!」
「ふー、もーちょっとラッシュしたk」
「グオオオオオオオォォグゴオオオオオオオオオォォ????
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