番外編 inアメリカ留学
面倒な気分屋は人の願いを叶えるそうですよ
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………。うん、私的にスコールさん気に入ったわ
何と無くだけど気に入ったわ
「…はい、手…この時ぐらいなら繋いであげますよ…」
「!……風琴ちゃん優しいのね」
う!そ、それには自覚あるよ
でもね前世のことを踏まえると信用してくれる人は私にとって結構支えだからさ
どうしても甘くなるんだよ!
《……マスター治療始めます》
「オーケー、さてとスコールさん我慢してね」
実体化させた一本のナイフ
これにはある疑念が込められていてね。
あらゆる細胞の再生
けど、急激に再生するから身体に凄い激痛が走るんだよね
もちろん前世に自分で実施したから効果は安心
「え、えーと…風琴ちゃん?」
「おりゃ!」
グシャッと音を立てて身体の一部になっていた機械が粒子レベルになり消えた
その直後、消えた影響でスコールさんが吐血したけど我慢して下さい
今からが一番キツイやまなんですから
「ぐぁ!あ"あ"ぁぁぁぁあぁあぁあぁあぁぁぁぁーーーー!!!」
「あと少しだから…」
機械が無くなりスッポリと空いた穴はグシュグシュと音を立てて
凄い勢いで再生していく
ベッドも血塗れになり新しくできた細胞によりダメになったら細胞は
ボトボトと落ちている
削れていた骨もびきびきと伸び肉が出来た所は神経と血管が通い始める
外見はほぼ綺麗に消えたが中はまだ再生の音がする
スコールさんは少し意識が朦朧としてますね
当たり前かもう音も聞こえませんし治った様です
てか、よく耐えましたね
握ってた手を離さないとか結構信用されてるんでしょうかね
なんか嬉しいですけど
「で、どうですか気分はスコールさん?」
「ハァ…ハァ…さ、すが…はかせの言った人
ゴホッ…フゥ…スゥ…
…ありがとう風琴ちゃん、なんか余分な物が消えた感じよ」
「それならよかった」ニコッ
なんか、久しぶりに笑った気がする
あんまり表情に変化が無いからさ
あれ?
スコールさんなんかビックリしてこっちに凝視してるんですけど…
「えっと…なにか?」
「…いえ、ただ笑うのね
そっちの方が良いわよ?お姉さんもちょっとドキッと来たからね」
「は、はぁ、でもなかなか表情に出したがらない性格なんで」
「そうなの?残念だわせっかく綺麗な顔なのに…」
「い
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