番外編 inアメリカ留学
面倒な気分屋は家族離れでアメリカに留学するそうですよ
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ね、寝れない…周りの視線もそうだけど
後ろの人の視線が痛い
こんな死線もどきの視線をする人なんてなかなかいないはずだけど…
一か八か後ろを振り向いてやる…!
………見るんじゃなかった…
長身、美しい金髪、豊かなバストセレブの様な雰囲気、抜群の美貌………
誰かわかりましたか?
私は顔を見た瞬間分かりました分かりたくなかったですけど…
スコール・ミューゼル
よりにもよって亡国機業か…
束さんは…繋がってるか…
「ねぇ、貴方席変わってもらえる?」
ま、まてぇーーーーーーー!!
隣の人も惚けないで、って変わっちゃったよ
私の隣には亡命機業所属スコール・ミューゼルがいます…面倒なことしか思いつかない
「ふぅ、やっとしっかりと話せるわね?」
別に話さなくていいです
「あんなに視線を送られたら気づきますから」
「ふぅ〜ん……貴方何者?」
何者って、……
「ただの平凡な中学生ですけど……」
「ふふふ、そうねぇ〜質問を変えるわ
……篠ノ之束、亡命機業を知ってるかしら?」
スコールさん、遊んでませんか?
実は束さんから私の容姿とか聞いてますよね、じゃなきゃそんな質問をするわけないですし
「……はぁ〜〜……で、スコールさん束さんから何を言われたんです?」
「!…ふふふ、博士の言う通り面白い子ね…………
…織斑風琴ちゃんだったかしら
単刀直入に言うわ、私を治して」
治して………
……あの駄兎め、スコールの身体を人間に戻せと?
出来ないことはないよ?だって実際人類では到達出来ない技術持ってますし
…けど、私はそんな無闇矢鱈にしないことは知っているはず
「……何故?」
「この機械の身体ではなく
…人間になりたいのよ。博士な言ったら自分には不可能
けれど、あの子は出来るって教えてもらってね
…お願い、何でもするから…」
あー、もう狡いなぁー
結局あの駄兎の手の上で踊らされてる感じだよ
私が前にちょろっと亡命機業を消したいとか言ったのを覚えてたな
このタイミングも千冬姉さんが居ないからか
……今回だけは手の上で踊ってやる
亡命機業を消したいのは本当だしコレが無くなれば
あと、この世界の平和を取り戻すためには………………………するだけ
「…スコールさん、何でもですから
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