四十六話:開戦&開戦
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ナイフが躍るように舞い、少しでも動けばワイヤーによって自分の体が切り裂かれる。そうして動けない様にされてからジワジワと切り刻まれて殺されていく。そしてより大きな悲鳴を上げられるようにベルは決して喉は切り裂かない。
「うしし……もっと断末魔を聞かせてくれよ」
無邪気なまでの残虐な笑みを浮かべながらベルは、ゆっくりと獲物を切り刻みながら断末魔の悲鳴を上げさせていく。レヴィとベル、どちらに殺された方がいいかは本人達次第である。
ところかわり、こちらでは校舎の中に侵入してきた敵を始末している二人組が居た。
スクアーロとルッスーリアである。スクアーロの剣が煌めいたかと思えば鮮血が舞い散り死体が積み重なっていく。貪欲なまでに敵を斬っていくその姿はさながら血に飢えた鮫である。
一方のルッスーリアといえば向かって来る敵を男限定でその体つきを査定しながら殴り殺していく。そのため、ルッスーリアの周りには敵が近づこうとしていない。そのことに不満げな声を上げながらもルッスーリアはなおも敵を屠っていく。
「もぉー、ディフェンスなんて退屈よー。性に合わないわー」
「?おおおい! 死にてえ奴からかかってこい! 心臓を切り刻んでやる!
俺はスクアーロ! スペルピ・スクアーロだあああっ!」
「あら、スクアーロったら、最近ボスから本気で名前を忘れられたからってはしゃぎすぎよ」
「?おおおい! それを言うんじゃねえええええ!」
ボスから本気で名前を忘れられていたのが実はスクアーロの最近の悩みであった。普段から自分に対してぞんざいな扱いをするボスであるが名前を忘れているのは流石に許せなかった。基本的に『カスザメ』としか呼ばれないのだが最初の頃はまだ、書類などにはきちんと本名で書いてあった。
しかし、最近では書類にまでカスザメと明記されていたので本名で書けと文句を言いに行ったら気まずそうな顔で目を逸らされたのだ。そこで本気で忘れたために『カスザメ』と明記していたことを察したのだ。道理で最近部下が書類を読み上げる時に自分とボスを交互に見て脂汗を流していたわけだ。自分の面子とボスの面子どちらを立てるべきかで板挟みになっていたに違いない。因みにその部下は現在、胃潰瘍で入院している。
「ああああっ! 思い出しただけで腹が立ってきたぜええええっ!
てめえらで気晴らしさせて貰うぜえええ! 鮫 特 攻!」
怒りの叫び声を上げながら敵に向けて一直線に剣を高速で振るいながら周囲のもの全てを切り刻みながら特攻するスクアーロ。それに巻き込まれた敵はなすすべなく肉塊へと変わり果てていく。その過程で校舎も無残な形になっていくがスクアーロは気にしない。
とい
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