暁 〜小説投稿サイト〜
とある異世界の交差物語(クロスオーバー)
第16話 念動力者、魑魅魍魎の主に告げる
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飛び続け、夜の闇に消えていった。リクオと電話していた時の鴉天狗はこう答えた



『今こちらに二代目…鯉伴様のご友人であり西の鬼の一族を纏めていた風間家当主、風間千景殿がいらっしゃるのです。何でも、奴良組(われわれ)に伝えたい事があるとかで…』


千景が何故リクオ達が学園都市にいる事に気付いたのか、奴良組に伝えたい事とは何なのかこの時はまだ、誰にも分からなかった












おまけ・・・










「リクオ様!なぜ私は家長さんの位置ではないのですか!!」

そう、今カナがいる位置はリクオの腕の中にスッポリ収まっていた。移動している間はカナにとって至福の時間だった。そのため氷麗にとっては面白くなかった

「なぜって、カナちゃんはケガ人だぜ?無理をさせるわけにはいかないだろ?」

「キィィィィィィィィィィィィィィッッッ!!!!」

結果、リクオ達が病院に着くまで氷麗の機嫌が収まらなかったのは言うまでもない…



ついでに・・・


「っっ!!??何だ!?今とてつもない寒気がしたぞ!?」

先程まで氷麗に氷漬けにされていた上条が千鶴と土方のおかげでなんとか復活したが、氷麗の“殺気(おそれ)”に感付いたのか体の震えが激しくなり、リクオ達が来るまで止まらなかったそうだ



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