第19話 =共鳴=
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何故?と聞きたがっている。
「じ、実際はどうか知らないけど【エコー・フラワー】は本当に真似をするらしいんだ。
【トワイライト・モス】も同じなんだと思う」
「なるほどな…それで、その2つはどこにあるんだ?」
知るか!って怒鳴りたくなったけどそうするとNPCの情報っていったのが矛盾してしまう。
確か…原作では【エコー・フラワー】がモスコビー砂漠…ってことは砂漠系の層にあるはずなんだよな…
そして【トワイライト・モス】はサンゴの森…サンゴいっぱいの層なんて見たことないぞ?
一応砂漠系の層は40層だった気がするので俺はそれをキリトに伝える。
「ならもう1つは?」
「もう1つは知らない…」
「でもNPCに聞いたって言ったじゃないか」
「それはそうなんだけど…」
サンゴ系の層は知らないので諦めて知らないことを伝えると案の定キリトに迫られた。
こんな情報隠したってどうしようもないけど…今後、全部こういったゲームのイベントが関係していると錯覚しても困るしな…
そんな葛藤をしているとそれを打ち破るものがいた。
「…もしかしてその情報って奴…アンタがよくやってたゲーム?」
…俺のごまかしとか葛藤とかすべてぶち壊していきましたよ、この幼馴染。
はら、どういうことだ?ってキリトが顔で説明もとめてるじゃないか…面倒なことになったぞ?
「確かリクヤのよく使ってるソードスキルもそのゲームからなんだっけ…たしかテイ…テイ「テイルズですよ…」そうそれ!」
だから何でこいつは男友達としか話してないことを知ってるの?
「たく…俺の苦労台無しじゃねえかよ…キリト、今から話すことは誰にも言わないでもらえると助かるんだけど」
「あ、あぁ。判った。」
「さっき『人の真似事をする花の種、3色に光る苔にて苗をあしらう。その苗は風唄う地に置くこと』って言ったよな?
あれは現実で俺のやってたゲームに出てきたあるイベントのキーワードとまったく一緒なんだ。」
ほら、そんな馬鹿な見たいな顔してる…だから説明するの嫌なんだよ…
でも言わないとオンラインゲームであるから現実以上に疑われてしまう。顔はわかっていてもどういう人物なのかは知らないし。
もしかしたら茅場本人なのかもしれない、という疑念は避けたい。というか疑われたくない。
「だから今回はこうやって推測できたってわけ」
「ならこれからもそのテイルズ…だっけか?そのイベントと同じことがあるかもしれないんだな」
「可能性はあるけど、今回はおまけイベントみたいなものだから本質的なものには影響しない程度だと思うし
このSAOを作ったのなら簡単に話を変えれることも出来るだろ」
「なるほどな…」
一応釘はさせたので一安心だ。最近はど
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