第19話 =共鳴=
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ってからはリズしか扱っていない。
まぁそれは俺たち全員一緒なのだが…
「おーい、リクヤー!」
街に入ったところで全身黒いやつが俺の名前を呼びながら近づいてくる。
「…そ、そういえばギルドホーム本格的にどうする?」
「…(リクヤ…キリト、話しかけてきてるよ?)」
サチが小声でそんなことを言ってくるがそれは百も承知です。だけどまた面倒なことに借り出されそうで嫌なんだよ
目でリズやシリカ、ユカに話を合わせろと合図するとかすかな動きだがうなずいた。
3人とも申し訳なさそうだけど。
「…あ、あたしの店でいいんじゃない?」
「で、でもそれだと武具屋としての営業が怠るんじゃないかしら…?」
「わ、私もそう思います…」
「だ、だよなぁ…やっぱり家買っ「無視するな!!!」…チッ」
「いま舌打ちしたよな!?何なんだよ!」
無駄に耳のいい奴め…絶対に重労働させられるから嫌なんだよ、キリトから頼まれることは。
俺の茶番に付き合ってくれた3人はキリトに謝ってるけど…
「で、今日はどういった面倒事なんだ?」
「面倒事って…まぁいいや。お前ってこの層の近道が通じる方法知ってるか?」
「…近道なんてあるんですか?」
層のダンジョンでの近道なんて聞いたことがないのでシリカが質問するがこの層限定で噂になっているらしい。
噂が出てきた理由もちゃんとあるらしい。
どこかのギルドが俺達が今さっき行っていた山に巨大な岩があったのだがその先を索敵スキルのあげているものが見ると通路が見えたらしい。それもとても長い。
なので…ということらしいが…
「なんかヒントとかないわけ?それじゃあ私たちもわからないわよ…」
「そうは言ってもな…」
ユカが少々呆れているとキリトが何かを思い出したように手を打ち合わせた。
「確か『人の真似事をする花の種、3色に光る苔にて苗をあしらう。その苗は風唄う地に置くこと』っていうのが示されたものをクラインたちが見つけたらしい」
全員がそんな話聞いたことがない、それはどこを示しているのか、と反論している中俺は1つ心当たりがあった。
「…エコー・フラワー、トワイライト・モス、そしてメスカル山脈…か…」
「何言ってるんだ?」
さて、どうやってごまかそう…正直なことをいえばおそらく信じてはもらえない。
なぜならそれは茅場がそのゲームを1度プレイしたことがあるって結論になってなおさら信じてもらえない。
…NPCが言ってたってことにするか…
「NPCでの情報だけど最初の『人の真似事をする花の種』は【エコー・フラワー】って名前の花の種だと思う。
そして『3色に光る苔』は【トワイライト・モス】ってやつだ」
ユカたち女性組みとキリトは
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