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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十二話 買い物とこれから
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宮が人目を惹くことを嫌っているならなおさらだ」
というザフィーラの言葉に納得していた。
ちなみに今は呼び捨てにしているのは家を出る前にシグナムに
「いちいちさん付をする必要はない」
という言葉に他の三人も同意したためだ。
あれからもデパートの中を回り、シグナム達の洋服や生活用品も一通り買い揃えた。
ザフィーラの分も人間形態になれるのだからという事で一応買っている。
そして、現在俺は椅子に腰かけてはやてを待っている。
子供とはいえ婦人服の売り場にいるのは正直肩身が狭いので勘弁してほしいのだが、荷物持ちも兼ねているので黙って従っていた。
だがここはいくら子供にだからと言って入りたくはない。
「はあ〜」
ため息を吐きながら視線を向けるのは女性の下着売り場。
洋服を買い終えた俺ははやてに連れられここに辿りついた。
否、辿りついてしまったというべきか。
「ほな、ここでおわりやから逝こうか」
「いや、俺は男だから! それ以前に字が違う!!」
「いいやんか。まだ子供なんやから」
「お願いです。勘弁してください」
というやり取りがありなんとか下着売り場に入る事を拒む事が出来たのだ。
確かにはやてのいうとおり今の俺の肉体は子供だ。
精神も多少ながら肉体に引き摺られているのも認めよう。
だがそれでも超えてはまずい事があると思うのだ。
俺は間違っていない。
そう、自分を納得させていると女性の店員に荷物を持たれ売場から出てくるはやて。
すぐに荷物を持ち、はやてのとこに向かう。
「お待たせや」
「そんなに待ってないよ。これで全部か?」
「うん。これで完璧や」
満足そうなはやての笑顔につい苦笑してしまう。
子供でも女性。
買い物は好きらしい。
そして、店員の女性から購入した品の袋を受け取る。
「頑張ってね。男の子」
「……はは」
なにやら勘違いされているようだが笑顔で受け取っておこう。
もしかしたら引き攣ってるのかもしれないが。
そしてデパートの外で待っているザフィーラと合流する。
ちなみにザフィーラは犬好きの女子中学生達に揉みくちゃにされていた。
なんでもザフィーラ曰く
「初めは警戒するように近づいてきたが、脅かすわけにもいかず大人しくしているとああなった」
らしい。
確かに子供が乗れるくらいの大型犬だ。
正確には狼だが、犬好きにしてみれば興味があるだろう。
さらに大人しいとわかれば仕方がないのかもしれない。
そのあと、荷物をはやての家まで運んだのだが時間が結構迫ってきているので今日は失礼する事にした。
その時
「あ、もうそんな時間
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