第三章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
そうだと話すのだった。
そしてだ、紅梅はこうも言った。
「私ずっと。日本に来るまでは」
「それまではなの」
「そう、平安時代や江戸時代の日本の文化がよ」
「日本文化って思ったのね」
「ああしたものだと思ってたのよ」
「貴族や庶民のそれね」
「ああいうものだと思ってたのよ」
それが紅梅の考えていた日本文化だった、だが。
ここでだ、こうキャサリンに言ったのだった。
「けれどその思っていたものよりもね」
「遥かにだったわよね」
「それはキャサリンもですね」
「ロスに仏教のお寺あって。あと武士のことを聞いて」
キャサリンはこちらだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ