第六章
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「それじゃあ仕方ないわね」
「これからもね」
少し苦笑いになってだ、千代は梨紗に答えた。
「こけしは見ない様にしていくわ」
「そうしていくのね」
梨紗は千代のその考えを受けた、それならそれで仕方ない怖いものはどうしても怖いと思ったからである。
それでだ、千代に今はこう言ったのだった。
「じゃあ今からね」
「今から?」
「何か食べに行こう」
こう言うのだった。
「これからね」
「じゃあハンバーガーでも」
「マクドナルド?」
「そこに行こう、今から」
笑顔でこう言ってだ、二人で商店街のマクドナルドに向かうのだった。こけしは怖いままだがそれでも笑顔で梨紗と共に行く千代だった。
こけし 完
2014・10・17
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