第五章
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が何日も何も食べるものを手に入れられずにな」
「餓えていたのか」
「その時。今にも倒れそうになりつつ森の中を彷徨っていた時に」
隠者は狼達を見ながらハンスに話す。
「そこでじゃ」
「この連中が助けてくれたのか」
「狼達が前に出て来た時終わったと思った」
彼の人生が、というのだ。
「これでな。しかしじゃ」
「そこでだったんだな」
「狼達はわしの前に肉を置いてくれたのじゃ」
「肉をか」
「生肉じゃった」
狼だから当然だ、このことは。
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