第二章
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味しいもの作るから」
「頼むな」
こうして夫婦で夕食も食べた、そしてだった。
ハンスは次の日もその次の日も狩りをして村に来る獣達を警戒していた、しかし狼の森には決して近付かなかった。
その中でだ、ある日のこと。
森で狩りをしていたハンスの前に一人の老人が姿を現した、ハンスはまずはその老人をいぶかしむ目で見た。
見ればフードのある丈の長い深緑の服を着ている、顔には白い髭があり顔の下半分を覆っている。目は灰色である。
その老人を見てだ、ハンスは彼に問うた。
「あんた何者だ」
「わしは隠者じゃ」
それになるとだ、老人は答えた。
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