第1巻
白騎士機関とCBが倒す化け物紹介
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達は特別な人間だ。それを自覚し、高校生活三年間で、優れた《救世主》になってもらいたい・・・・」
挨拶も凡人みたいだったが、教師の説明を聞く姿勢を見るに気を引き締めて、清聴しているのが見て分かる。俺と沙紀は最前線に出ていたから今更だけど、一応教師の説明を聞いていたがこんなの復習しかならない。居眠りでも出来るが、ここは普通校とは違うからな。
「・・・・具体的には《アンセスタルアーツ(源祖の業)》と呼ばれる、君達が前世で使っていた奇跡の力を、この現世でも自在に使えるようにならなくちゃいけない。今はまだ使う事は出来ないだろうし、本当に使えるのか半信半疑の者も多いだろう。しかし、我々教師陣がしっかりと指導をするので安心して欲しい。最初の一年は基礎ばかりの退屈なトレーニングになるだろうが、腐らず付いて来てもらいたい・・・・」
前世で使っていた奇跡の力をここでは《アンセスタルアーツ(源祖の業)》と大層いい名前だそうだな。それを聞いたとしても、俺の戦い振りは変わらない。俺はここで言う力を一切使わない力を持っている。だから前世で使っていたであろう剣や技は使えないけど、俺にはそれ以上な力を持っているし相棒達ドラゴンがいる。無論俺は異世界から来たが、私設武装組織ソレスタルビーイング最高司令官と蒼い翼日本本社社長兼CEOだからなのか、それぞれの力の使い方は熟知している。すると周辺を見ると、自分の手を見つめたりサツキはノートにペンで書いていた。田中教師の説明をメモってるのか?
「・・・・そうして一人前になったなら、君達は晴れて《白騎士機関》に迎えられる。その職員として有事の際には《異端者》達と戦う事になる」
「はい、先生」
《異端者》というキーワードで恐らく質問何だろうなと思ったら、大当たりだった。男子の一人が挙手していたが、田中教師が名簿を見ながら彼の名を呼ぶと、ビッとした直立姿勢で起立をするがここは軍隊か?と思ってしまう程だ。自ら率先して質問をするやる気のあるクラスメイトだったが、異端者とドウターを双方とも戦える組織は今の所はウチだけ。
「その《異端者》というのは本当に実在するんですか?入学前の説明でもそこだけはハッキリと教えてもらえませんでしたし、詳しくは亜鐘学園で聞けって」
「あ、それ私も聞きたかった」
「とんでもねーバケモノだったって本当スか?」
「ここ数年、ネットでよく『怪獣に襲われたんだけど何か質問ある?』とか、『モンスターに家が焼かれて人生オワタ\(^o^)/』って書き込みがまことしやかにあるけど、それの事何ですか?」
一人が質問すると他の生徒が次々と同調するが、俺は最後に言ったオワタの後に\(^o^)/を入れると言う事は一
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