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俺の名はシャルル・フェニックス
説明と不死鳥
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ぅぅぅぅ」

へなへなと椅子へと座り込む。

そこで俺はグッと顔を息がかかりそうな程近づけて。

「俺をダシにエッチなこと考えたんだろ?
見かけによらず誠菜はエッチな娘だな」

フッと小さく呟いた。

「―――はぅっ!?」

グテッと糸が切れたかのように体をテーブルに倒した。

つい、楽しくなってやり過ぎちゃったな。

気絶した誠菜と顔を赤く染めた皆を見てそう思った。

もう説明出来そうにないからまた明日だな。

今日は俺が背負って誠菜の家、兵藤家に送ってやるか。


さて明日は色々とやらないとな。




誠菜を兵藤家に送った。

ご両親には途中でばったりと出会ったので家に友達ごと呼んで一緒に遊んだら誠菜が疲れて寝てしまったので送りに来たと曲解したことを伝えておいた。

家に帰ると閑散としていておかしいなと思った。

女三人集まれば姦しいとはよく言ったものでこの時間はまだ喧騒が絶えない時間なはずなんだが……

何かあったのか?

不思議に思いながらも俺の部屋へと向かうと……



原因が分かった。

あられもない姿で小刻みに震えながら倒れ伏す千冬。

そして何故か俺に向かってファイティングポーズをとる馬鹿二人。

か、返り討ちにあったんや……

回れ右ッ!とばかりに戦略的撤退をしようとするも時すでに遅く。

「くふふふ」

「ふっふっふ」

「や、やってやろうじゃねぇか!
返り討ちにしてやらぁな!!」

妖しく笑う二人に開き直った俺は死闘を開始した。



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