暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
0903話
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っと熱い熱風に晒されて軽い火傷をしたけど、既に治療済みよ』
「……そうか」

 ここは助かったと言うべきか。
 ハイヴの構造を見るに、このホールから続いているドリフトと、そのドリフトから地上へと出るゲート付近にいた者達は軽微は被害で済んだらしい。
 他にも既にハイヴ内に突入している者達は当然いるだろうが、その場合は魔法使いと違って機体に乗ってる奴らだけだから、そちらはあまり心配いらないだろう。

「なら、悪いがこれからも魔法は使っていくから、その辺を注意するように連絡しておいてくれ」
『ええ。……アクセル』
「ん?」
『気をつけてね。怪我なんかしたら承知しないんだから』

 いつものシェリルの口調に小さく笑みを浮かべ、こちらも言葉を返す。

「そもそも、俺とニーズヘッグが揃っていてBETA程度にどうにかされる筈がないだろ」

 もしこの台詞をマブラヴ世界の住人に聞かれたら、色々とやばいかもしれないな。
 そんな風に考えつつ、通信を切ってホール内を見回す。
 ……さて、幾つかドリフトはあるが、どれを選ぶか。
 一瞬迷ったが、ここは素直に勘に従って、左の壁の中にあるドリフトの出入り口の中から真ん中辺りにあるものを選ぶ。

「……さて、フェイズ5のハイヴ。どれだけの抵抗力を示せるのか、その実力を見せて貰おうか」

 呟き、ツイン・ドライブとエナジーウィングを起動させてドリフト内部へと突入していくのだった。
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