それは世界の狭間にて
流転する少年と百億の時を廻る少女
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……彼を助ける為なら、何でもするって決めたのに。
「……私は、一体…どうすれば」
こんな時、あの人ならばどうするだろうか。
今の私には、到底支えきれる程の事象ではない。けれど、それを選択しなければいけない。
迷う事は許されていない、それは重々理解している。
残される者達に変わり、私が成さなければならない。
託さなければならない、次なる“私”が私と同じ思いをしない為に。
世界を“破壊”して、次なる世界へと繋ぎとめなければならない。“前回”の私がそうであった様に。
解っている、解っているのだ。
けれど、私の心は何時までも曇天の空の様に晴れる事はなかった。
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