第4巻 英雄の子孫?
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み始めた。
「兄ちゃんありがとよ!おかげですかっとしたぜェ!!」
「誰だってあんな名前で呼ばれたくねぇしな、さ、おっさん連れてくか」
「わん!」
なんかアマテラスがやる気。なんでだろう?
アマテラスはおっさんを背中に乗せる。おっさんは恥ずかしがるもアマテラスはそのままダッシュ。ロデオ状態。
掛け軸の裏にあったクシナダさんの絵もちゃんと見ました。床の間に飾るもんじゃねぇ。
商人の所へ。
こんな所へ連れてきて我と決闘しようとでも言うのか?となにやら文句言ってくるスサノオ。
「はいはい、決闘して欲しいんなら後でやってあげるから、商人の話を聞いてやんな」
両断してくれるわ!とか話を聞かずに突っ込んでくる。
「だからその前に商人の話きけや!!」
鞘でスサノオの頭を殴り、とりあえず商人と会話させる。
商人はどうやら大岩をスサノオに切ってもらいたいらしい。でもそれを聞いたスサノオは慌て始める。
なんかさすがにこの大岩は自分でも骨が折れるとか、精神統一しなきゃいけないとかなんとかいって鍛錬場に走って行った。
鍛錬場に行くと酒飲んで寝転がってました。
いくら伝説の血筋でもあんな岩とても無理だとかぼやいてます。
このヒッキー野郎働け!!なんか酒がきれてやめだやめだ。今日はおしまい鍛錬は明日からとか言い始める。
「酒持って来たら鍛錬やんのかおっさん?」
「持って来れたらな」
「よしアマ公、酒持ってきてくれ、俺はその間にこのおっさんとさっき言ってた決闘するわ」
「わん!」
「兄ちゃんいっそのことボコボコにして根性叩き直してやんなァ!」
「もとよりそのつもりよぉ!!」
「ん?畜生が我の根性を叩き直すだと?ここまで舐められちゃあ黙っておれん!いざ尋常に勝負!!」
アマ公が走っていくのを見届け、俺とスサノオの戦いが始まる。
「さぁ、かかってきなぁ!!」
スサノオが大剣持って走ってくる……が。
「お、遅い」
俺はスサノオに頭突きして相手を怯ませる。その間に大剣に向かって刀を鞘に入れたまま思いっきりぶつけて吹っ飛ばす。
「ムゥ!?剣が飛んだ!?」
「俺が弾き飛ばしたんだよおっさん!!」
スサノオは殴りかかってくる。それをかわしておっさんの大剣をくわえる。けっこう重いなこれ。
「我の剣を!」
「これで終わりだ!!」
思いっきり体を一回転させながら大剣を振り、スサノオに当てる。
木刀だしスサノオは頑丈だから大丈夫だろうと思ったので思いっきりやった。
スサノオは勢いよく吹っ飛び川に落ちる。
勝負はついた。
川からスサノオを引きずり出すと。
「弟子にしてください」
「はぁ?」
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