マブラヴ
0902話
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まっすぐに突き進みながら全く方向を変える事なく、正面から突撃級とぶつかり合い……次の瞬間にはぶつかった突撃級を弾き飛ばし、その背後から迫ってきている突撃級へとぶつかっていく。
さすがに何匹も突撃級を弾き飛ばせる筈もなく、2匹、3匹とぶつかったところで止まるのだが、フラウスが開けた道を広げるようにしてアルマジロ型のグリモアが転がりながら突っ込み、そこにカメレオン型のボフリィ、コウモリ型のハルパスがそれぞれ地上と空中から援護をする。
更にその隙間を縫うようにして突撃した猫又型のシトリーは、突撃級の横から装甲殻の無い場所を爪で斬り裂いていく。
そんな烈級修羅神と違うのは轟級修羅神のヤルダバオトとビレフォールだ。神化しているヤルダバオトはまだしも、神化していない状態のビレフォールまでもが、拳や蹴りで突撃級の装甲殻を砕いて吹き飛ばしている。
多数の烈級修羅神とは違い、たった2機で道を切り開いているのはさすがに修羅の幹部というべきか。
勿論ネギま世界から来ている者達で活躍しているのは修羅神だけではない。ある意味ではネギま世界の主役とも言うべき魔法使い達も十分以上に活躍している。
修羅神が戦っている突撃級を迂回しながら、その背後から迫っている中衛――要撃級、戦車級、闘士級、兵士級――へと向かって放たれる魔法の数々。
20m近い大きさを持つ要撃級に対して有効な攻撃を放つ者はあまり多くは無いが、それでもネギや小太郎、高畑、桜咲といった面々は鎧袖一触とばかりに要撃級を撃破していく。
あやかの鮮血鞭は要撃級の前腕を根元から斬り落とし、円の放つ炎が前腕の無くなった要撃級を燃やし尽くす。
千鶴の放つ虹色領域の腕輪から放たれる強大な重力により身動きが取れなくなった戦車級に対して、他の魔法使いが放った魔法が命中して戦車級の命を刈り取っていく。
美砂の歌声により味方の移動速度や攻撃力、魔力が高まる。
……あ、高畑の居合い拳で要撃級が吹っ飛ばされた。
ネギの雷速瞬動で戦車級が纏めて焼け焦げた。
小太郎から放たれた無数の狗神が闘士級や兵士級に牙を突き立てている。
桜咲が真・雷光剣を放って近くにいたBETAを纏めて殺していた。
他にもネギパーティの面々は大きく活躍しており、はっきり言って修羅神と互角かそれ以上の戦果を叩き出している。
いや、凄いな本当に。……っと!
こっちを狙ってきた重光線級のレーザーを回避し、そのままヒュドラのメガ・バスターキャノンで強力なビームを放って重光線級と要塞級がいる場所を薙ぎ払う。
ビームが通り過ぎた後に残っていたのは、真っ黒に焼け焦げたBETAの死骸のみだった。
『アクセル、アフリカ連合軍と中東連合軍がやってきたわよ。それと……』
「それと? 他にも何かあったのか?」
腹部
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