第八十一話 獅子と兎
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ファイラモン!?]
すずか「アリサちゃん!?」
アリサ「すずか、あんた勝手に動かないでよ、もう…」
すずか「ご、ごめんね…」
ファイラモン[アリサ、説教は後だ。まずはあいつを倒さないと]
アリサ「…そうね」
ファイラモンが翼を羽ばたかせ、キャノンビーモンに向かっていく。
キャノンビーモンがファイラモンに向かってミサイルを放つ。
ファイラモンは網目を縫うようにミサイルを回避すると額から火炎爆弾を放った。
ファイラモン[ファイラボム!!]
火炎爆弾を受けたキャノンビーモンの動きが硬直する。
ファイラボム[ファイラクロー!!]
硬直したキャノンビーモンを吹き飛ばす。
キャノンビーモンは池の中に落ちる。
すずか「凄い!!」
アリサ「当然よ!!」
レキスモン[まだ油断しないで!!]
気を抜いたアリサとすずかにレキスモンが注意を飛ばす。
レキスモン[ティアーアロー!!]
池に数発、氷の矢を放ち、池を凍らせる。
これで合流するまでは持つはずだ。
レキスモンがファイラモンの元まで近づいた途端。
キャノンビーモンが凍りついた池から出て、ファイラモンに向かっていく。
ファイラモン[ファイラボム!!]
ファイラモンが再び火炎爆弾を放つが、キャノンビーモンはそれをたやすく避けていく。
レキスモン[ティアーアロー!!]
ファイラモンを援護しようと、氷の矢を放つがたやすく回避されてしまう。
ファイラモンの炎もレキスモンの氷も通用しない。
どうすればいいのだろう。
すずかとアリサは必死に頭を巡らせる。
ファイラモン[ファイラボム!!]
ファイラボムを受けてキャノンビーモンが僅かながら吹き飛ぶ。
しかし、超大口径レーザー砲から放たれたビーム…ニトロスティンガーがファイラモンの翼を撃ち抜いた。
ファイラモン[ぐあああああ!!!!]
アリサ「ファイラモン!!」
落下していくファイラモンの元へ駆ける。
レキスモンは大きく跳躍し、キャノンビーモンに急降下する。
レキスモン[ムーンナイトキック!!]
背後から一撃を受けてキャノンビーモンは落下する。
アリサ「ファイラモン!大丈夫!?」
ファイラモン[な、何とか…]
すずか「レキスモン!?」
アリサ「!?」
すずかの叫び声に反応して上を見上げるとニトロスティンガーが直撃し、撃墜されたレキスモンの姿があった。
ファイラモン[レキスモン!!大丈夫か!?]
レキスモン[何…とか…]
弱々しく立ち上がるレキスモンにアリサの中の何かが切れた。
アリサ「あんた…絶対に許さない!!」
アリサの叫びが響き渡った。
仲間を目の前
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