暁 〜小説投稿サイト〜
没ストーリー倉庫
【IS】百万回負けても、諦めない。
[5/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
!」
「な、なら私は……ラセンガンとアヌビスとアストラナガンと……お、ORヴェルトール!……全部、ハンドメイド……!!」
「……その言葉、嘘偽りはないな?」
「そ……そっちこそ!」

勝敗の有無にかかわらず、この子は戦友認定である。
勝っても負けても黒ロボについて語り合おう。



 = =



そして、当日。

「打鉄、カチコミ特攻仕様……!」

かなりの数の装甲板をひっぺがすことで機動力と馬力に余裕が出来たこの打鉄ちゃんで、今日こそ勝つ!
ウェポンセレクトはIS用シールド1枚とIS用ヒートナイフ2本。IS用拳銃一丁。ついでに細工が一つ。仕上げを御覧じろってなもんだ。これでミステリアス・レイディを攻略する!

今の俺では量子化展開は隙が大きいため、ナイフは映画「リベリオン」を参考に手首周辺の装甲板からせり出す仕組みにした。後はシールド抱えて戦うだけだ。

楯無さんは俺の打鉄の仕様に絶句している。装甲の半分近くが脱落して一部は内部機構がむき出しになっている訳だから、そりゃ正気を疑うだろう。だが心理的影響を考慮しての姿ではないので問題ない。

「あの……なんで今日に限ってそんなにハッチャケてるの?」
「今日はハッチャケる日なんですよ。じゃ、試合始めますよ!!」

見せてやる。俺のミステリアスレイディ……面倒だから略してミレディ対策を!!

まず機動!
ミレディにつかず離れずの位置で行動する。離れすぎると瞬時加速で詰められるが、ある程度距離を詰めると瞬時加速は逆に使いづらい。しかもミレディは接近戦にそれほど向いたISではないので、瞬時加速は不意打ちと回避以外にはほぼ使わないと言うデータが取れている。

なのでミストルティン内蔵のマシンガンに最適な位置に陣取って戦う。割とギリギリではあるが、プログラムを組んで瞬時加速の波形パターンを分析して自動で回避タイミングを知らせてくれるシステムも組み込んだため不意打ち対策も取ってある。

「またよく分からない事を……」

ミレディはそんな俺の行動を不信に思いつつ、いつもの事だと定石のマシンガンを使用する。
そこで盾発動。
IS世界じゃ盾はイマイチ使いどころのない装備として扱われている。それは盾で防ぐよりもバリアで受けつつ攻撃を仕掛けた方が圧倒的に効率がいいからだ。だが、その点を除けばシールドという奴は意外とISの大口径弾を防ぐことが出来てしまう。
そしてミスト砲(勝手に名前付けた)は発射口が4つあるものの口径が小さい、数で補う銃だ。なのでシールドで防げる。

シールドで防がれたことに意外な顔をしつつも複雑な機動で移動して縦横から射撃を仕掛けるミレディ。だがしかし、今までの訓練の成果かある程度目で追えるし、これまた逃げる用のナビゲートシステム
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ