昔話
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た最後の男が酷くビクついた。
だが、殺す事には変わりはない。手を開き、男の鳩尾を貫いた。
貫通した手には、まだ少し動いている心臓が握られていた。
手を男の身体から引っこ抜き、心臓を男の上に置いた。
「???クソッタレ」
絶命した男達を見回した後、呟く様にそう言った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
階段を使って下へと下る。
すると、タートルネックの紫色をしたセーター、茶色いベルトにジーパンを履いた金髪ポニーテールの女性が腕組をして仁王立ちしていた
「あんた遅いわよ、またどうせ死体見て「クソッタレ」とか行ってたんでしょ!いい加減死体に慣れなさいよ!全く、何年UGNで仕事してんの????」
クロロは呆れた様に言い捨てた。
「??言葉が悪いぞ、クロロ」
「余計なお世話よ、お節介焼き。良いから行くわよ」
クロロのすぐ横に有った扉を開くと、そこにはPCやら機材やらが乱雑していた。
「隊長、見つけたわ、早く来て頂戴」
クロロが無線で隊長に報告した。
「嫌な予感がする???クロロ、この部屋から出るぞ」
「??分かったわ、あんたの勘が外れた事は無いものね」
部屋から出て、扉の前に二人で並んで立った
しばらくすると、二人の男が此方に走ってきた。
「すまん、遅れた。見張りとお前の殺人ウィルスに戸惑った」
隊長が息を切らしながらそう言った。
「仕方無いでしょ、一杯居たんだし、見つかったら面倒だから一掃するしか無いじゃない?」
クロロは何か文句でも?と言いたげな顔をした。
「それはないよクロロ、攻めて言ってくれれば援護するのに????」
こっちの高身長は月読、実力はジャッジで1、2を争う。
「兎に角隊長、ラップトップ回収、お願いします」
俺がそう促すと、隊長は頷き、扉を開き中へ入った。
その後、月読、俺、クロロ、と入っていった。
「こいつだな?」
隊長が、PCに触った瞬間、部屋にガスが散布された。
「逃げろ!」
俺は叫んだ。皆咳き込みながら、部屋から出た。
「隊長は!?」
クロロが言う。
ガスの中から、微量だが、声を聞き取った。
「逃ゲロ、俺ハモウダメダ???ミンアハ逃ゲオ」
その声は隊長のものだったが、言葉が滅茶苦茶だった。
「隊長は???ジャーム化したかもしれん」
下を向き、そう言った。
「????行くぞ」
優が俺の腕を掴み、強引に歩き始めた。
「待ってよ!まだ喋れるんだから完全にジャーム化した訳じゃ無いでしょ!?
まだ助かるかーーー」
「甘ったれるな!隊長の命令を聞いたろ!逃げろと言ったんだ!」
その一言で、クロロ目に涙が浮かんだ。
「クロロ、行こう」
クロロの背中そ擦りながら、脱
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