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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第五話「赤城見参!」
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と、早乙女。まるでゲッター線は意思があるかのようにBETAを拒絶し、否定しているかのようだ。
「へっ!それなら、こっちのもんだ」
と、俺はゲッターウイングを展開させて浮上して降下ユニットめがけて叫ぼうとする。
「くらぇ!ゲッタービーム……」
そう、俺はゲッタービームを振るチャージでぶっ放し、降下ユニットことBETA共を吹っ飛ばそうとしたのだが、
「まてぇ!!」
そこで爺が割り込んできやがった。
「ど、どうしたんでぃ!?」
「フルチャージでゲッタービームなどを放てば、帝都をも巻き込んでしまうのだぞ?フルチャージで放たれるゲッタービームの威力は、核弾頭数倍ものの威力を持つ。下手したら帝都はおろか、日本の半分が荒廃と化すぞ!?ましてや、ビームを最小限の威力に留めて放ったとしても、この距離だと爆風が帝都へ広がる!」
「な、何だって!?」
「おい、面倒だがゲッター2の機動力でどうにかできないか?」
ビームがダメならゲッター2の至近距離戦で対応できないとかを疾風が問うが、
「そんなことしたら、この山自体が持たん!確かにゲッター2は地上戦に特化したゲッターロボじゃが、派手に動こうでもしたら、こんな小さな山など崩れ落ちてしまうぞ?」
「ちくしょう!そんじゃあ、どうすりゃいいんだよ!?」
帝都に一匹も入れずにこの場で奴らを皆殺しにするといったのは爺だぞ!?
「だからこそ……ゲッター3の出番じゃ!」
「ゲッター3!?」
「もとは水中戦に特化した機体じゃが、周囲の大群を倒すのには十分すぎる威力を持っている。今一度分断するのじゃ!?」
そして、ゲッター1は再び三機のゲットマシンへと分離してゲッター3への隊形へと移る。しかし、
「ぐほぉ……!?」
突然、無線から爺の叫びが聞こえた。爺の鼻から血が垂れ流れ、口元は吐血している。
「じ、爺!?」
「ぐぬぅ……ゲッターのGは予想以上にきついな」
徐々に爺は力を失い、ベアー号は体制を崩して降下していく。
「爺ぃ!!」
爺のベアー号は、山の山頂付近へ墜落した。しかし、墜落程度でゲットマシンは炎上なんかはしない。しないが……
「くぅ!このままじゃ合体ができやしねぇ!!」
早くしねぇとBETAが帝都へ攻め込んでくるのも時間の問題だ。
「あんのクソ爺!言いだしっぺが無理しやがって……」
「今は俺たちだけで奴らを食い止めるぞ!爺さんを叩き起こすのはそのあとだ紅牙」
疾風の言う通り、今は二機のゲットマシンで進行するBETAをどうにかしないといけない。ちなみに、光線級のレーザー攻撃はゲッター線を纏ったゲットマシンには通用しない。


そのころ、ベアー号が墜落した近場には一人の坊主が様子を見ていた。
「なんだ、ありゃあ……?」
坊主こと、紫電赤城は次から次へと起こる非常識な展開を目に混乱
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