暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-4 意外な組み合わせ
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「なぁ……」

「何?」

「コハクは……セモンのことどう思ってるんだ?」

「な…………」

ほんの少し頬が赤くなるコハク。

思った通りだ。俺たちと話してたときとセモンと話してた時じゃ声のトーンと頬の色が微妙に違う。


それを見抜いたから……コハクにはセモンに対して何か特別な感情があるのではないか……と思った。

「…………明るくて、優しい……かな。

てか何言わせてるのよ」

「大切に思ってるんだな、セモンのこと」

「これだけで分かったの?」

「すぐ分かるよ、表情や声のトーンで」

「そんなことで分かるの?」

「いろんな人見てきたから、割と分かるようになったんだ」

「ふーん、すごいのね」

「自慢できるほどのアレでもないけどな。

あと、混血だろ?」

「…………シャオンすごすぎるわ……そんなことも分かるのね」

「こっちのネタは割と簡単。会話の中で微妙に発音が違うところがあったからな。

ん……じゃあ、その髪の色は地の色なのか。結構きれいだな」

「誉めても何も出ないわよ」

最後の一言だけ、なんか妙にコハクの声のトーンが高い。セモンの時ほどではないけど。

ついでにもう一つ問いかける。

「寂しいんだな。顔、固いぞ?」

「…………え?」

「セモンのことが心配なんだろ?」

「…………」

「今から引き返してセモンを追っかけてもいいけど……」

「別に……いいわよ」

「そうは見えないけどな。

でも…………俺がフローラを任せたんだ。弱いわけない。
本当に好きなのなら、心配も大事だけど信頼も大事だぜ?」

「…………」

「俺は常に仲間を信頼してる。もちろん、セモンもだし、コハクのことも信頼してるぜ」

「……一応お礼を言っとくわ。ありがと」


そこで策敵に反応があった。

「敵ね。数が多いわ」

「多い? どこが?」

「だって100体よ」

「ふーん」

向こうから現れたのは無数の鎌持ちお化け。

フローラがいたら失神しそうだな…………

後ろのコハクを見ると……足震えてた。
思わず漫才のごとく、こけそうになった。

「もしかして、アストラル系苦手なのか?」

「そ、そんなことないわよ」

「図星じゃねーかよ……しょうがない、下がってろ」


俺は駄作者がくれたニュースキルを使った。

「SEED Mode-Extreme Accel」

両手に剣、インフィニットアクセルとフリーズマインドセイバーを構える。

バシュウン

「加速せしは神速の剣…………フレアライド・ブースターハザード!」

一気に100体斬り飛ばした。

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