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緋弾のアリア  異端者にして転生者
追憶編
転生者の追憶
特殊弾2 至るまで
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その来客は突然だった。

誰もが予期せぬもので俺も予期せぬものだった。

「仕事を頼みたい。」

それが第一声だった

「....。で、あんたはなんなんだ?」

「地上の者とだけ言っておこう。」

「断る。素性の分からん奴の仕事は受けない。俺は何でも屋になった覚えはない。」

そうして俺はドアを閉めかける

「君の正体を理解したうえでの依頼だ。ベジット・G・ビニスティ...。」

「!貴様!まさか!」

「フフフフ。」

(まさかこいつは俺がナポレオンの子孫であることを....?)

「..........いいだろう、受けてやるよ。その仕事。だが報酬は安くないぞ。」

「いい返事だ。」

(こいつはいつか殺すことになるかもな。)

仕事の内容というのは何、いつもやっている事と何も変わらない

そしてその日。俺はカルロス、アンと共に地下街の倉庫にいた

「兄貴、こんなところに何があるんですか?」

「いいから黙ってみてな。」

「おい、見張りが休憩にいったぞ。」

「チャンスだな。これを逃すわけにはいかん。」

「合点承知!」

こうして荷台の中から宝石を取り出す

まったくいやな仕事だぜ

そしてトンズラしようとしたその瞬間だった

「動くな!」

いつの間にか囲まれていた

なぜだ。何故気づかれていた.....?

武装探偵の中に1人の男を見つけた

「あいつは......!」

依頼を持ちかけてきた男だった

(そうか。これはおとり捜査だったのか....。つまり奴も武偵!)

「まんまと罠にかかったな?」

武偵....いやこいつらは.....。

「お前らには手を焼いていたんだぜ?それに駆除の許可も出てる。」

殺しのライセンスを持つ....間違いない....!

「武装検事だ。」

「あああああ、兄貴どどどどどうしよう!?」

「逃げろ!!カルロス!!お前もだ!こいつら俺らを殺す気だぞ!!!」

俺は万が一のために用意した護身用の銃を使うことになる。

「素人が...。」

つぶやくと同時に発砲してきた

その瞬間が永遠に思えた

銃弾が届くよりも先に自分の手が動いていた

銃弾が飛んだのはこちらではない。向こうにだ。俺が相手の腕を撃っていた

「今だ!2人とも!逃げるぞ!!」

その言葉で2人は正気に返ったようになり

「逃がすな!」

銃弾が飛ぶ。しかし地の利はこちらにあるので銃弾は当らない

「そこだ!そこに隠れろ。」

「分かった!。」

そこは路地だった

「ったく..。ガキ共が手焼かせやがって。」

チャ、チャ

音が響く

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