マブラヴ
0901話
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シロガネのグラビティ・バスターとアークエンジェルのローエングリンでハイヴのモニュメントを破壊しろ。……では、出撃する。システムXN、起動。転移座標入力。転移フィールド生成開始」
その言葉と共に、シロガネの甲板に立っているニーズヘッグのシステムXNが起動し、巨大な転移フィールドを作り上げていく。
ギアス世界、SEED世界、ネギま世界、マクロス世界。その全てから送って貰った援軍と、そして何よりも数万機、数十万機にも達しているシャドウミラーのメギロート、イルメヤ、シャドウ。それら全ての戦力を飲み込む程に巨大な光の繭の如き転移フィールド。
そして……
「転移」
俺の言葉と共にシステムXN、アギュイエウスの扉が起動してその場にいる全ての者達を包み込んだ光の繭はその役目を発揮する。
そうして光の繭が消え失せた時、目に入ったのは巨大な物体。
ハイヴの象徴的な存在でもあるモニュメントだ。
フェイズ2の鉄原ハイヴのモニュメントが高さ50m程度だったのに対して、今ニーズヘッグの映像モニタに映し出されているのは高さ600mを超える大きさ。
これがフェイズ5のモニュメント、か。
「シロガネ、アークエンジェル……共に主砲発射だ」
その言葉に、シロガネの艦首モジュールからは複数のブラックホールエンジンを平行稼働させて生み出された高密度の重力波砲が放たれる。
ネオ・グランゾンの胸部パーツを流用しているからこその威力の重力波砲だ。
同時に、アークエンジェルからもローエングリンが放たれた。
オーブでの改良により、環境汚染は心配しなくてもよくなったタイプのローエングリンだ。
黒と白。2つの艦から放たれた攻撃は、真っ直ぐに巨大なモニュメントへと向かって伸びていき……次の瞬間には巨大な爆発を巻き起こす。
そうして1分程。徐々に粉塵が晴れてきた後にモニュメントは存在していなかった。
「モニュメントの消滅を確認。……さて、全機聞こえているな? BETA共に人間の力を見せてやれ。シャドウミラーの名の下に。……そして嘲笑する虐殺者、ニーズヘッグの名の下に!」
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