12.出動
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や相討ちに気を付けて作戦行動を行うこと」
「アイツ等の報告だと下水道とかの地下には霧は発生して無いみたいだが、アタシ等は地上の敵戦力の一掃を行い民間人の安全の確保が主だ。主犯を見付けたら遠慮する事はねえが、深追いは禁物だ。いいな?」
「了解です!」
伝達や再確認というより彼女への注意というか言い聞かせに近いモノになってるが、特別課外活動部時代も先輩方や同級生、果ては年下や犬、人型対シャドウ兵器にまで単独行動を注意され続けていたのだから、なのはとヴィータの見る目は確かなモノだったと言えるだろう。
そうこうしてる内にスピーカーからヴァイス陸曹のアナウンスが流れた。
『そろそろ着きますよ。準備しといて下さい』
「おおっ。ヘリだとやっぱり速いですね」
「はやてが苦労して手に入れた新型だからな。それと朱音、ヘリは着陸なんてせずにそんまま空から出るからな。お前を乗せて飛べるのの準備しとけ」
「あっ、はい。いつでもOKですよ!」
召喚器を片手に彼女は頷いた。
そしてヘリはヴァイス陸曹がその操縦技術を最大に発揮して濃霧範囲のギリギリまで近付き、彼女達を送り出す。
濃霧と言うより入道雲が下に降りてきた勢いな霧に被われた市街地に突入した彼女は、そこで予想もしてなかったモノに再見することになる。
それは彼女の過去を否定しかねないモノ。
悪夢はまだ終わっていない
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