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剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
入学式×二人の再会
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ツがサラシャの記憶を持った者なのか?目を開けたらキスの態勢のような感じで、名札には一年一組(白)嵐城サツキと書いてあった。

「ん〜、お前はサラシャか?」

「!!・・・・もしかしてフラガなの?」

本来なら頭突きされるのがオチ何だが、事前に見ているので回避した。入学式早々に居眠りをする不届き者だと言われるが、俺はこの世界を創ったと言われる創造神黒鐵や神皇帝だ。講堂には、俺とサラシャに瓜二つな者ともう一人と沙紀以外はいなくなっている。クラス移動したんだな。

「フラガ!」

「ホントにサラシャなのか?まさかここで会えるとは思わなかったが、今の俺は灰村諸葉だから諸葉と呼んで欲しい」

「私も現世では嵐城サツキと言うからサツキと呼んでね兄様。覚えていると思うけど、どんな苦しい戦場に赴こうと、どんな強敵とまみえようと、どんなに離れようと神に引き裂かれる運命であろうと・・・・・」

「・・・・・俺は必ず勝利し、そしてお前の元の帰るから。・・・・だったか?」

俺が本当にフラガであり、相手はサラシャだった。前世で言った言葉を復唱すると、やはり俺の事はフラガで間違いなさそうだな。ちなみに沙紀はまだ講堂の後ろにいるが、妻の一人でもある。灰村諸葉という名前はあくまで学生としての名前であるが、CBに戻ると織斑一真となり、沙紀や他の女性隊員の妻でもあり部下でもある。

「俺は前世の事は覚えているが、まさかサツキも覚えているとは思わなかった。入学前での説明では、前世の自分を思い出すかは個人差があるそうだけど。前世ではお前と恋人同士であったが、今はまだ恋人には出来ない。俺の事は兄で構わない」

「現世でも一人だったけど、これからは兄様って呼んでもいいんだね『無論だ』じゃあ『でも本当の兄妹じゃないから名前で呼んでくれると助かる』うん分かった、諸葉」

俺は座ったままではあったが、また二人での生活でも始まると思った。周辺を見ると、俺と同じように椅子に座って寝ている者がいた。沙紀曰くその人がもう一つの前世では妻だった者だそうだ。俺はクラスメイトだと思うので、二人で行ってみるとサツキに負けないくらいの美少女であった。サツキが動であれば、この子は静だろうか?長い黒髪は、まるで俺の妻である奏のような美しさを持っていた。

「一年一組(黒)漆原静乃、という事は俺とサツキのクラスメイトか?それと(黒)と(白)は何の区別があるんだ?」

「知っていると思ってたけど、白は光技を使える者を白鉄と言って、黒は魔力を使える者を黒魔と言うのよ」

俺はそうなのかーと言いながらも、この子を見ると人形のような美少女で、まるで拠点D×Dにいた吸血鬼であるモニカやエルメを思い出す。制服を下から窮屈そうに押し上げる胸の膨らみは、サツキと比べるとよく分かる。胸の大き
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