特別編
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普通・・・」
「フルートちゃんはノリノリ出来てくれそうですけど、こう言うの似合わなさそうですし〜」
「ああ・・・」
なんで、というところは言わないでおきますね〜。ケモ耳系は、小さい子に着せましょ〜。
「でもぉ、足が長くて白くて細いので、チャイナドレスとか似合いそうですね〜」
「確かに、それは分かるわね。ちょっと見てみたいかも」
元々着ていたものに比べて露出はかなり抑えられますけど、色っぽさは増す気がします〜。今度頼んで着てもらいましょうか〜。
「リバー君は、そうですねぇ・・・やっぱり、不良っぽい服装の方が似合うのでしょうか〜?」
「目つきも悪いし、両耳ピアス四つずつつけてるし、あの口調だもの。それが似合うのは当然よ。そんな当然のものよりも、あのツンツン頭をワックスで整えてピアスも外させて、今の格好でしょ」
「お〜、それは盲点でした〜」
そうすれば、ちょっと目つきが悪い執事の完成ですね〜。不良執事、いいかもしれません〜。
「じゃあ、プリムちゃんはどうですか〜?」
「そうね・・・せっかく自前の角に尻尾、翼があるんだからそれを生かしていきたいところなんだけど・・・」
「どうせなら、メイド服みたいな無難どころ以外でいってみたいんですけど・・・」
「葵が着てるセーラー服も似合うとは思うんだけど、意外性に欠けるのよね・・・」
りりちゃんに朝食を受け取り席に着きながら考えます〜。
それに、無難どころはもう一通りやっちゃてますからねぇ・・・何かいいのがあるといいんですけどぉ・・・
「・・・いっそ、その状態で真っ白な服を着せてみたら?角の上に輪っかを浮かせるのもありかも」
「天使を混ぜちゃうんですね〜・・・確かに、やってみる価値はあるかもしれませんね〜。ミカさんも、逆バージョンをやってみたら楽しいかもしれません〜」
天使のコスプレをしつつ、肌の色や翼は悪魔のそれ。頭には悪魔の角と天使の輪っか。ここまで混ぜると、もうやってみるまでは何も分からないです〜。その逆バージョンをやるミカさんというのも同様ですねぇ。
・・・さて、これで“ヘル・サタン”のメンバーについてはほぼ全員考えてみることが出来たんですけど・・・
「どうしたのよ、葵?そんなに見られてると食べづらいんだけど」
「ああ、ごめんなさ〜い。はい、あ〜ん」
「ん・・・って、自分で食べるわよ!」
斑ちゃんにあ〜んできましたぁ!嬉しいですね〜。
「はぁ・・・それで?何考えてたのよ?」
「いえ、どうせなら“ノーネーム”の主力についてもやってみたいな〜、と」
「ああ、コスプレの話ね・・・でも、うん。考えてみたら結構楽しかったから、いいかも」
こんなことを考えて過ごす休日、というのもいいですね〜。実際に着てもらう
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