ウエスターこそ裏切り者
第7話 ***?
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ラビリンス総統官邸内謁見の間
「バカモーン。一体、何をやっておる。どいつもこいつもプリキュアに手をこまねきおって。」
「申し訳ございません。平日ならば、通学する学校が別々だから、1人ずつ始末できると考えたのですが、まさか、2人の伝説のプリキュアがいつでも出動態勢を取っているとは、考えていませんでした。」
「.........。」
「ウェスターよ、何も返答は無いのか。ヤワな怪物しか出現できないからではないのか。イースが行った犬型大怪獣による大破壊と比較すればな。」
「トホホ。」
「相手が6人では、新たに怪物を繰り出せる幹部が追加で必要だな。」
「メビウス様。」
「どうした、イース。」
「変身前のプリキュアと出会う機会を作り出し、親しくなってそのスキにリンクルンを奪い取って、変身を阻止し、変身前の状態で始末するのはいかがでしょうか。」
「なるほど。」
「イース中将、スウィーツ王国はいつでもリンクルンを再発行できるのではないか。」
「何を言うウェスター、奪い取った直後だぞ。再発行する間も無いはずだ。」
「ヘェ〜、そうか。」
「いや待て。イースよ、提案を聞こう。」
「占いの館で得割料金を設定し、学生たちの訪問を増やします。更にお得な会員カードサービ
スを実施し、会員登録の際、個人情報記載させ、それを収集してデータ化します。そして、そのデータからプリキュア隊メンバーの所在をつかみ、更なる接触を試み、隙を見せるチャンスをうかがいます。」
「なるほど、考えたものだ。我が国ラビリンスにとって、世界征服を目指すには、世界中の個人情報が欲しいワケだから、占いの館の顧客データの提出は大きな前進になるぞ。流石はイースだ。」
「ハッ。」
「ケッ。」
「どうしたウェスター、イースに勝る提言があるのか。」
「いいえ、ありません。」
「高卒の頭ではな。」
「相分かった。占いの館宣伝広告予算をノーザ財務相に頼んで用意しておくぞ。では、行くが良
い。」
「ハッ。」
軍3幹部は謁見の間から去った。そして、控え室へ向かった。
総統官邸内幹部控室
「うまく行くのか。」
「やってみないと分からないよ。」
「俺は乗る気はないぜ、フンガー。」
「ウェスター、またフランケンシュタインのマネか。」
「やっぱり俺、怪物を放ちまくって破壊しまっくた方が手っ取り早いと考えるぜ。あばよ。」
ウェスターは控え室から去って行った。
「短絡的な奴め。」
「また変な事を考えていなけれは良いのだが。とりあえず、日本国へワープして準備しよう。」
「OK。」
数日後、占いの館
幹部だけでなく、多数のラビリンス軍兵士がいます。
「チラシ広告が刷り上がったぞ
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