第5話「ベール大ピンチ!メロンの武者、斬月見参!」
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
もらいますわ」
そう言うと自室に戻って行った
「さて、書類まとめをしましょうか」
チカはゲイムギョウ界全体の行方不明者リストをまとめていた
そこには数多くの名前が記されていたが、一人だけある人物がよく知っている名前があった。それは……
ーー『角井裕也 クエストに向かったまま行方不明。この者はプラネテューヌの警察組織が捜索する』
自室に戻るとベールは久しぶりにある事をしようとする
「ふう…… 久しぶりにログインしましょうかしら…… 」
そう言うとパソコンの電源を入れ、オンラインゲームにログインする
そのゲームはモンスターを狩るゲームなんだとか
ちなみに今日は4女神オンライン2はやらない模様
「そういえばこの時間は、ゲリラクエストが開催されてましたわね」
クエスト選択画面を開くと最高難易度のゲリラクエストを選び、参加者を待つ
程なくして一人のプレイヤーが参加した。その名は……
「あ、斬月さん。この人となら最速クリアは余裕ですわ」
最近噂となっている斬月というプレイヤーだ
噂によると彼は数ヶ月でレベルMAXにまで昇りつめたらしい。しかも無課金で
「さて、この人と行きましょうか」
そう言うとクエストが始まった
「やはりグリーンハートは中々強いな。4女神オンライン2でも有名なだけある」
そう言ってグリーンハートを褒めるのは、斬月を操作する貴虎だった
斬月の正体は貴虎だったのだ
「しかし、やや防御力と物理攻撃に欠けるな。魔法攻撃重視か?」
貴虎の読みは当たっていた
ベールの操作するグリーンハートは、魔法攻撃重視だった
これは自分の実際の能力を反映した結果こうなったらしい
「少々危なかっしいが、俺が援護すれば大丈夫だろう」
貴虎はそう言うと斬月を操作し、モンスターを攻撃する
するとカンストするほどのダメージを与え、モンスターを撃破したのだ
「さすが斬月…… これがあなたの実力なのですね」
斬月の力を賞賛するベール
彼女はクエストが終わると、斬月と個人チャットを始める
ーさすが斬月さんですね。噂通りの強さです
ーーいえいえ、あなたも強かったですよグリーンハートさん
ーそうですか? ここ最近仕事が忙しくて腕が鈍っていると思ってたのですが……
ーーそれはこちらもですよ。人を助ける仕事をしていればなかなか出来ないものです
ー人助けの仕事ですか! それは素敵ですね!
ーーありがとうございます(笑) いづれは世界を救う仕事になるのでそう言ってもらえれば嬉しいです
「世界を救う仕事……?」
その言葉に引っかかるベール。何せ自分もそれに携わっているからだ
「ま
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ