第3話「ノワールの危機! バナナの騎士、バロン登場!」
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よね」
最後の言葉をノワールは戒斗に言うと、ショールームを後にした
戒斗はというと帰るノワールの背中をただただ見つめていた
そして彼女が消えると、戦極ドライバーとロックシードを手に取りこう呟いた
「守るための力も悪くないか……」
「はあ〜…… 疲れたわ……」
ショールームから出るとプレッシャーから解放されたからか、つい頬が緩んでしまう
「そう言えば近くにアイスクリーム屋さんがらあったわね。そこに行こうかしら」
そう言って数分ほど歩き、アイスクリーム屋に寄る
そしてそこで一番オススメのバニラアイスを注文している時、何やら一人の少年と、それを取り囲む執事の集団が現れた
「ラステイションはどうですか? 光実ぼっちゃま」
「あ…… うん。いいね」
そう言うも表情はあまりよろしくはなかった
「(僕はずっと守られてばかり…… 僕だって守りたいのに…… 一人で生きたいのに…… 貴虎兄さんが羨ましいよ……)」
と、呟いていたが、執事達はそれを知る由もなかった
ノワールはというとそれをただただ見つめていた
「なんかあの子…… ウンザリしてるわね。まあ何があったかわからないけど」
そう言いながらアイスクリームを食べていくノワール
その時、突如としてクラックが開いたのだ!
そしてそこから、セイリュウインベスと初級インベスが現れた!
「い、インベス!? どうしてここに!?」
戸惑うノワール。さらにインベスが現れたためその場にいた人々はパニックになる
「光実ぼっちゃま! 早くこちらへ!」
そう言って執事は光実を避難させていく
ノワールはというと初級インベスに攻撃しながら、人々を避難させていた
「私の国の国民は一人たりとも傷つけはしないわ! アクセス!」
そう言って女神メモリーを使いノワールはブラックハートに変身する
その姿は黒を基調とし、瞳は赤から水色に変わり、髪も黒色のツインテールから銀髪のストレートのへと変わっていた
「さあ…… いくわよ!!」
そう言うとブラックハートはセイリュウインベスと初級インベスに向かっていった
同じ頃、バロンの本拠地でもパニックになっていた
「戒斗さん、早く逃げないとマズイッスよ!?」
仲間にそう言われるも戒斗はそのままソファーに座りドライバーとロックシードを見つめていた。そしてノワールのあの言葉が頭の中を駆け巡っていた
ーー守るための力も悪くないわよ?
目をつむる戒斗。そして少しして目を開けるとドライバーとロックシードを持ち出しどこかへと向かった
「ハア…… ハア……」
息を切らすブラックハート。体は傷つき、かなりダメージを負っていた
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