第十五話 バレンタインの悲劇
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あった。
「はぁ・・・私彼氏居ないんだよな〜」
チョコ混ぜながら呟く年齢=彼氏居ない暦の楓。
「楓ちゃんそんな腐らないの・・・顔だけは美少女なんやから」
「うん顔だけはね」
「そうね・・・顔だけはね」
八神組メンバーから【顔だけ】と強調されてしまう楓。
「良いもん!行く当てに困ったらシズマに貰ってもらうもん!!シズマと結婚するうううう!!!」
「うわ・・・すっげえシズマが嫌がりそうな台詞吐いたな・・・」
冗談なのかマジなのか分からないといったツッコミ担当の飛鳥であった。
一方野郎共
「バレンタインデー!世間が許してもこの俺が許さん!!」
南家で何故か登場と同時に目が燃えている大地の姿が・・・
「どうしたんだ?登場と同時に・・・」
大地のただならぬ雰囲気に質問する力。
すると
「爺さん・・・バレンタインはな・・・俺の天敵なんだよ!!」
実は甘いものでもチョコレートが好きな大地は凝ったチョコレートや詰め合わせのチョコレートを買うのが大好きである。
だがこの時期は何処もかしこもそれらの物はバレンタインチョコと化す。
唯でさえ甘党である事が恥ずかしいと思っている大地は女性店員の前で買うのがとーーーーっても恥ずかしいのである。
因みに貰ったことは無いのである。
「だから俺はバレンタインがだいっ嫌いだ!!」
「そこまでの事か?「分かるぜその気持ち」なぬううううううううう!!」
絶叫する大地に呆れる力だが北斗が同意したことに絶叫した。
「俺もあの時期は恥ずかしい・・・」
「同志!!」
こうして大地と北斗は固い絆で分かり合った。
一方
「あ〜親びんくれねえかな〜」
「・・・てめえは頭の生物にでも貰ってろ」
「おめえのその頭に載ってんのは何なんだよ?」
物思いにふけていたサイモンが要求すると北斗の頭に何かが載っていることに気付いた。
「キュル♪」
フリードだったりする。
最近サイモンの頭から北斗の頭に乗り換えたらしい。
凄まじいしかめっ面で頭に筋浮かべている北斗。
「てめえ・・・猿の頭にでも乗ってろ」
「キュルキュル!!」
北斗の要求を嫌がるフリード。
因みに猿ことエリオは緊急避難していた。
「お義父さんお似合いですよ」
「・・・てめえにお義父さん呼ばわりされる筋合いはねえんだよこのクソ猿!それに・・・このクソ龍!とっとと頭から降りやがれ」
ガンガンガンガン!!
フリードを頭に乗っけながら銃を撃ちまくる北斗。
その横では大地はあほな物を作っていた。
「このチョコに唐辛子入れてやる・・・」
そう言ってチ
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