第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第二章 第二層攻略
第12話 お遣いクエスト
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、それにしてもシュウ助の攻撃すごかったネ」
「本当に凄かったです!!」
アルゴの言葉にシリカが尊敬の眼差しのような視線を向けてきた。
「それほどでもないよ……それよりアルゴ、お前は先に行け。情報は俺たちが荷物を届けてきいてから、メールするよ」
「いいのカ? あと攻略も…」
「流石に1日に2回、しかもフロアボスと戦う気は無いよ…」
「分かった、アリガトウ。この礼は…」
「クエストの報酬で良いよ」
「…アリガトウ」
そういってアルゴはパーティーを解除して、ボス攻略の迷宮の方に向けて走って行った。
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その後アルゴにメールを送り、俺たちは報酬を確認した。
「このお遣いの報酬の、ほとんどが食い物と飲み物だぞ!」
「しかも結構、《敏捷力》とか上がりますね!!」
俺達は報酬を見てテンションを上げた……のだが、
「ああ!! …でも…」
「…ほとんどが材料だから料理しないと食べられませんね…」
シリカも俺と同じく途中で気が付いたらしい…
そう…報酬を貰ったのいいのだが、俺たちは二人とも料理スキルをぜんぜん上げていながった。
と、この食料どうしようかと考えていると、シリカがある物の事に気づき、聞いてきた。
「そういえば…この《協力調理器具》ってなんですか?」
「さぁ? 見てみるか…」
そう言って俺はアイテムを出し、説明を見た。
「え〜と、なになに…『このアイテムを使用すると、二人で調理してより難しい食材の料理が可能です。 効果:二人の料理スキルの合計+60 使用回数:∞』だって!!」
「え〜!! それって…」
「ああ、今の俺たちでも料理スキル60位の料理なら作れるということだな」
「やりましたね、シュウさん!!」
「ああ!!」
そんな事を話していたら、俺はふと思い出し
「そういえば、LAがあったんだった」
「え!? 本当ですか!?」
「ああ」
そう言って俺はウィンドウを操作し、《レッサーコート》を装備した。
コートは赤と白で、キリトのコートに少し似ていた。
「うわ、目立つな〜」
「あれ? シュウさん。そのコート、裏が黒ですよ?」
「え!?」
シリカに言われ、よく見ると裏が黒である。俺はウィンドウをよく見ると、ウィンドウに表と裏の二つが現れていた。
「このコート、リバーシブルらしいな」
「すごいですね!」
「表がこの色で防御力を上げて、裏は《隠蔽》のスキルの向上か……まぁいいや、それよりメシでも食べようぜ、シリカ」
俺の言葉を聞いてシリカは
「なら、料理を作りましょうよ!」
と、力強く俺に言ってきた。
「え〜別に、明日でいい
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