第五章;新しい出会い。そしてそれぞれの想い
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第五章;新しい出会い。そしてそれぞれの想い
はぁはぁここは灯りがある。四人は民宿の前にいた。
「ここまできたのはいいけど。灯りがある。
「おやこんな民宿に客?」
となんとも小さな猫?ぽい女の子がいた。
「あらかわいらしい。」
「ここの民宿の看板娘の雫っていいます」
「かわいい看板娘さんね」
「そんなことはないですぅささ・・・さむいから入りなさいな」
四人は零に言われ民宿に入り一晩過ごすことに。
「零!」
「あ、奏多さんだ」
「こんな時間に灯りがあるもので。」
すると、竜が。
「すまない急におしかけたようで」
「いえいえ僕はここの主の代わりに預かっている奏多と申します。主のレイが不在ですが」
「主人はどこか外出で?」
「レイは、ある日突然消えたの。なんも前触れもなくね。」
・・・・どうやら分けありの様子。
「そう。早く戻ってくるといいわね」
「奏多さんずーとあれから笑ってない気がする。」
「・・・・かもしれないな。」
「もしかして奏多さんレイさんの事好きだったの?」
「いや、僕はアイツの長馴染みだけで。好きとは違う。」
「ともかく今日は遅いわ休ませた貰おう」
〜一晩明けて〜
・・・真っ先に起きたの竜だった。
(俺一体本当に誰なんだろう。もしかしたら邪悪な人間だったのかな。)
(王国が心配だわ・・)
「凛起きたのか」
「王国が心配で。」
「まあ無理もないけど」
雫が尋ねた。
「二人とももう起きたんですか。立ち聞きしてすみませんあの、王国って?」
「ああ私の王国が一部突然炎に包まれたの。それで危険で逃げて、ここまで」
「なるほど、それでここに。」と起きてきたように現れる奏多。
「この後どうするんですか?」
「決めてないわ。王国も心配だから戻ろうかと思って。」
「なら俺たちもせっかく案内してくれないか?」
突然の提案に驚く竜達。
「でもいいのかしら?宿」
「こんなとこ誰も来ませんし別にいいいですよ」
こうして、二人も一緒に王国に戻ることなったのであった。
はたしてどんな状態になっているのやら。予想がつかなかった。
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