完成!チームトライホープのガンプラ 後編
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「さて、試させてもらうよ。このガンプラ新しい性能とやらを」
そう言いハンドガンをこちらに撃ってきた。
俺はビームサーベルを引き抜き、ハンドガンの弾を弾いた。
「おいおい………俺に射撃は通用しないと分かってるよな? 」
「知ってるよ。あくまで開戦ののろしをあげただけだよ」
「そうかよ」
トウイのガンプラを見ると、本体は変わってないが、バックパックがストライクフリーダムの形になっていた。そして、上と左右にはビーム砲が付けられている。
ストフリのウイングの間には、何かを挟んでいるように見える。
「さて、そんじゃ行くよ…。当たれーー! 」
フリーダムからスーパードラグーンが射出され、こちらに向かって撃ってきた。
「無駄だ! 」
ケルサスガンダムから羽が出て、砲撃を避けて、弾きつつ距離をつめる。
「やはり避けるか。なら今度はこれだ! 」
ウイングに挟んであるものから、サーベルが現れ、それを引き抜いて接近してくる。
「はあぁぁ! 」
「やあぁぁ! 」
お互いのビームサーベルがぶつかり合い、つばぜり合いがおきる。
「どうした?その程度か? 」
皮肉混じりに言うと、不敵に笑われた。
「ところでヒロヤ君。一つ何か忘れてない? 」
忘れてること?なんかあったっけ?
考えていると、いたるところからアラーム音が鳴った。
「ドラグーンか!? 」
急いでつばぜり合いから離れるも、グラディウスを納めてる鞘とマシンガンが破壊された。
「くそ!なんかデジャブを感じる! 」
いつだったか忘れたけど、そんな気がした。
「まだまだだね」
サーベルをこちらに向けて言ってきた。
どこの王子様だよ。
そう思いながら後方に下がると、今度は左右に付けられているビーム砲でこちらに撃ってきた。
「くっ! 」
サーベルで一つは弾くものの、同時に撃たれたので一つが左腕に向かってきた。
とっさに防御の姿勢をとると、クリアパーツに当たりピンポイントで粒子の小さなビームシールドが発生した。
「へぇ………そのクリアパーツに何か仕掛けがあったみたいだね」
「そうらしいな」
とにかく助かった。ちゃんとケルサスガンダム自身にも防御方法はあったんだな。
「とにかく、これで仕切り直しだ。行くぞ!」
サーベルを構え直し、接近する。フリーダムはハンドガンとドラグーンでこちらに撃ってきたが、それらを弾いて近づく。
「ならこれで」
ハンドガンをソードに切り替え、サーベルと一緒にこちらに投擲してきた。
「前と同じ手はくらわないぞ!」
サーベルとソードをかわし、近づこうとすると、フリーダムがウイングに挟んでいたものを取り出
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