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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
ファントム・バレット編 〜守り人たち〜
それから、二日
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思わず巧は声が上ずった。そこに立っていたのは、姿が少し変わったカイザだった。
草加雅人。オルフェノクを嫌い、巧すらもだまして始末しようとした男。
「やぁ・・・・・・乾巧・・・・・・僕もアクセルになれるようになったんだ、すごいだろ?」
「草加・・・・・・お前、なんで・・・・・・」
カイザはそのまま加速し、加速形態が終了したファイズを切り刻んでいく。
シノンはオートバジンによってその光景を見ずに済んだが、シノンは自身の中に誰かが入って来るのを感じた。
(お前の体、貸してもらうぜぇ!)
オードバジンはシノンの異変を確認し、すぐにもう一本のファイズエッジを渡す。
「おう、ありがとうよ!おめぇいいやつだな」
モモタロスが憑依したのである。
「チチューン」
モグラが穴を掘り、手招きする。
モモタロス(シノン)はそこへ入り、モグラが進む方へ付いていく。
そして掘り進めた先には――――――――
カイザの臀部があった。
(しん王・・・・・・力を借りるぜ)
そして臀部へフォトンエッジを突き刺した。
「アギャッ!!」
叫び声をあげてカイザブレイガンを連射するカイザ。
そこに、もう一体のオルフェノクガ現れる。
「あ、ライト!!ちょっと待て!!」
言う前にライト、否、ラーテルオルフェノクは草加に攻撃を仕掛けた。
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