暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
ファントム・バレット編 〜守り人たち〜
それから、二日
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・強すぎる)
香は今、どこかが抜けている。
五代は台所に立ち、カレーを作る。
「香ちゃん、ご飯・・・・・・」
香織は呼ぶ前に降りてきていた。
アマゾンが席に着き、いただきますと言って夕飯を食べた。
香の表情は変わらない。
本郷からの連絡でユキの心臓が発見されたことを五代は聞いた。
けれど、五代には違和感があった。
アマダムが反応しているのだ。
(ユキ君・・・・・・君は本当に死んだのか?)
疑問で頭がいっぱいになった時、ドアを叩く音が。
「?誰だろ?」
途端に腹部が熱くなる。まさか。
ドアを開けるとそこには――――――――。
「ただいまです」
少し大人っぽくなった、ユキが立っていた。
GGO 仮想世界
シノンは今、走っていた。圧倒的な敵から逃げるために。
後ろを振り返れば白い怪人が追いかけてきている。
ヘカートを照準なしで放つ。命中。
(やったか!?)
白い怪人は無傷だった。接近され、腹部に一撃を喰らう。
白い怪人が人間に変身した。その姿は――――――――。
シノンの息が詰まった。自身の手で殺めた男が立っている。
絶叫しながら地を踏みしめ、砂漠の中を走る。
男はゆっくりと近づいてきた。
嫌だ。ごめんなさい。やめて。
「誰か・・・・・・助けて・・・・・・!」
怪人、オルフェノクが腕を振りかざして――――――――。
「させねぇよ」
オルフェノクの腕が吹き飛ぶ。シノンは声のした方を向いた。
赤いラインが暗闇の中で光り、シノンへと近づく。
「大丈夫か?」
戦士はシノンを担ぎ、バイクを変形させる。
ファイズのバイクは変形し、人型となった。
「たのむぞ、バジン」
オードバジンはこくりと頷き、シノンを腕に抱くようにして持った。
「片づける」
バジンの体からファイズエッジを引き抜き、エネルギー出力をハイに設定する。
更にアクセルメモリーをベルトに挿入し、アクセルフォームへ移行した。
「ドラゴンとは驚いたが・・・・・・一気に決める」
ファイズアクセルは、ノーモーションで必殺技を発動できる。
俗に言うライダーキックを何千発も放つことができるのだ。
シルバーフォトンストリームをエッジに流し込み、一千倍の速度に加速する。
連続での斬撃。上段切り、右横切り、斜め下段切り。
それらを一瞬で何回も繰り返し、今度は脚部へエネルギーを集中する。
ロックオンを複数展開し、圧倒的速さを持ってクリムゾンスマッシュを繰り出す。
しかし、最後のスマッシュを防いだものがいた。
「お前・・・・・・!」
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