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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
コラボ編 Cross over the various world
Story-cross1-2 スピードバトル
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SEED Mode-Acceleration-Unison。


ジンは自分の体を斬りつけ、光を帯びる。

月光神化と同時に影光石火を発動。


シュン ヒュン


光速を越えた二人が激突する。



「影光両穿」

光を帯びた刀が繰り出す光速24連撃。

「エンドレス・ホーリーラッシュ!」

二刀流が織り成す聖なる48連撃。

ガキィィィン!! ガキィィィン! ガキィィィン!

打ち合う剣。その主たちの表情には、どこか笑みが見えている。


否、シャオンは笑っていた。


――世界には、こんなやつがいるのか…………!
ジン……お前すげぇや! だから、俺の最強技で…………決める


エンドレス・ホーリーラッシュの硬直が終わり、駆け出すシャオン。


「スターライト・エンシャリオン!」

「…………!?」

星形の衝撃波でジンは足止めされる。


そこにさらに衝撃波が加わり、視界が狭まる。




どこかから聞こえる声。

「鳴り響くは聖なる協奏曲(コンチェルト)…………

奏でるは四剣の旋律!」


後ろから聞こえることに気づいた時には、すでに遅かった。


「ライトスピード・ホーリーカルテット!!」

SEED、連二刀流、神速剣スキル融合最強の96連撃技〔ライトスピード・ホーリーカルテット〕



ジンはなんとか応戦しようとするも、最高速度で放たれるその技にHPを持っていかれる。

受け続けているうちに、月光神化がきれる。

――こいつの剣……『想い』が乗った剣だ。何物にも変えられない……優しくも強い、最強の剣…………



シャオンが剣を振り切った瞬間、ジンのデュエル用のHPがなくなり、デュエルが終わった。




それと同時に、端にいたフローラが駆け寄ってくる。

「シャオン君、お疲れ様」

「おう」

「ジン君もお疲れ様」

「いやー……シャオン速かった。俺には追いつけないな」

「ジンも十分速かったよ。あんなバトルが出来て楽しかった」

「そりゃ光栄」

「んじゃ、帰ろうぜ。腹減った」


3人は闘技場の真ん中に出現した青い渦から元の場所に戻った。















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆















3人はその後、昼食を済ませて転移門前にいた。

「撮るぞー」


パシャッ

この世界のエギルに頼んで3人で記念写真を撮った。



そして……この世界との別れ。

「もう、行くのか?」

「ああ。まだ行ってみたい世界があるからな」

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