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光明の魔導師〜眩き妖精の物語〜
青い髪の少女との出会い
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の拳は金色に輝くオーラを纏っていた。そう、これこそが界法。魔法の起源に最も近い、エーテルナノを高密度に収縮した"特殊な光"の属性を"自由自在"に操る。



俺は体にオーラを纏い、魔力で作り出した腕を落下していく怪鳥に伸ばす。


どうもこの界法、性質を色々と変えるようだ。例えば空気中に魔力をばら撒き、その粒子を使い空中で浮くこともできれば、実態をもたせて腕にしたりナックルにしたり、さらに剣にしたりと、やりたい放題だ。



「串刺しだ!!」


魔力の腕を使い怪鳥を引き寄せ、自分の手には身の丈以上の輝く剣を出現させ、一気に怪鳥の体を貫く。


怪鳥は一瞬ビクリと痙攣したあと、動かなくなった。


俺は死体を抱え、ウェンディのところへ降りていく。




「よう、怪我はなかったか?」




「フーガ!すごかったね!」





「まあ、これが俺の魔法だからね。さて帰るぞ。」



今夜は美味しい鳥肉料理ができそうだ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・

村に戻ると、かなりの人数が出迎えてくれて、口々に労いの言葉をかけてくれた。



「すげえなあ!お前!」



「お疲れ様!怪我はなかったかい?」


「あのね、フーガってすごいんだよ!」



ウェンディもはしゃいで村の人達に何が起こったかを嬉々として説明してる。


「すいません、荷車かなんかないですか?これ重くて…」



実際は軽い。この体の身体能力からすれば紙と同じくらい軽い。だが邪魔くさいのである。



「おう!まってな!」



そう言って屈強そうな男が荷車を引いてくる。彼は確かバスクといったか。


「すいません、じゃあこれ、たのんます。」



そう言って俺はローバウルの元へ行く。




「マスター、初仕事こなしてきたぜ。」



「おお!無事じゃったか!」



「無傷だよ。むしろこんな簡単な依頼ならどんとこい。」




「がっはっは!頼もしいのう!そうじゃ、お主が使っている家はそのまま使っていいぞ。」




「そうか、ありがとう。じゃあ少し早いが俺は家に戻るぜ。」




「日が沈んだらここへ来い。皆お主と話したがっておる。」




「そうかい。じゃあ部屋で水浴びたらここへ来よう。丁度いいだろ?」




「そうじゃな。」



さて、家に戻りますかね……






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